はじめの一歩

「証券投資をはじめたい」「資産運用について考えたい」そんな方々に向け、実際に運用をはじめる前に考えておきたいこと、知っておきたいことをご案内しています。

運用の目的を整理し、資金を分ける

運用を視野に入れてさまざまな情報を見ていくと、魅力的な利回りの商品や力強い上昇を見せる株価チャートに心を動かされることがあります。もともと運用するつもりではなかったお金で、商品選びをはじめていた・・・そんなこともあるかもしれません。資産運用をはじめる前に目的を定め、資金の性格から考えて投資金額を決めておくことが重要です。よく目にするのが、金融資産を下のように①生活資金②予備資金③余裕資金の3つに分ける方法。資金の性格によって、適した金融商品は変わります。大きなリスクが想定される運用方法には、余裕資金を使いましょう。

三つの資金分類

1.余裕資金

1.余裕資金

当面使うことがない資金です。一時的にリターンがマイナスとなっても、長期の投資で挽回できる可能性があり、積極運用に向くと言われています。

2.準備資金

2.準備資金

数年後に使うことが決まっているお金のことです。元本の安全性が確保されていて、一定の収益が期待できる商品の活用が考えられます。

3.生活資金

3.生活資金

日々の生活など、すぐに使うお金です。あまり運用に向いていないため、換金性があって、安全性の高い資産にしか投資できません。

市場の動きを学ぶ

金融商品には「値動き」があり、損失を生じるおそれがあります。 株式 に投資するならば株価、外貨建商品に投資するならば為替相場の変動の影響を受けます。その価格変動は、さまざまな要因によって発生します。

たとえば、株価。1日に5%以上が動くことは決して珍しいことではありません。また、金融市場は世界に繋がっています。例えば、2016年にEU離脱を問う英国の国民投票の 結果は日本の株式市場に大きな影響を与えました。このように、世界の金融市場は各国の様々な出来事の影響で動いていくのです。

相場の変動に慣れるための「実地訓練」も積むのも重要ですが、投資を始める前に学んでおくのも良いでしょう。当社では、マーケットの動きを アナリストが解説した各種レポートや、価格変動を表す「チャート」について解説した動画などお客さま向けにご提供しています。こういった情報を活用しながら「値動きのある世界」に慣れていきましょう。

有価証券投資のリスクおよび手数料等について

有価証券投資にあたっては、さまざまなリスクがあるほか、手数料等の費用がかかる場合がありますのでご注意ください。

投資に係るリスクおよび手数料等