従業員によるボランティア活動や寄付などを通じて地域社会の発展に貢献しています。

木づかいプロジェクト

NPO法人「森のライフスタイル研究所」が展開する「木づかいプロジェクト」に取り組んでいます。
「森のライフスタイル研究所」は「ごく普通の人が、当たり前のように森づくりに関心を持てる社会をつくる」ことをめざして活動を行っているNPO団体です。 「木づかいプロジェクト」は、国産間伐材を使用したワークショップ型のプログラムで、「森林学習」や「森のクイズ」等も組み入れ、日本の森の現状や、森林保全には木を植えるだけではなく、木を使うことも重要であること等を学びます。 参加する従業員、出来上がった作品を使う子どもたちの双方にとって、木に触れることにより、自然や森林を意識する機会になっています。

①積み木づくり

2015年度よりモルガン・スタンレーMUFG証券と共同で「積み木づくり」に取り組んでいます。
国産の間伐材を加工した直方体の木片をやすりで磨き、安全に遊べる積み木として仕上げ、主に東日本大震災被災地域の幼稚園や保育園に寄贈しています。 会議室に集まって実施するワークショップでは、出来上がった積み木を使って、グループごとにテーマに沿って作った作品を発表し合い、社員同士のコミュニケーションの機会にもなっています。

②知育パズルづくり

2018年度より「知育パズルづくり」に取り組んでいます。
国産の間伐材から切り出した3センチ角のキューブ型の木片に、3色のマスキングテープを貼り、カラフルな模様の知育パズルを作成し、思考力や創造力を育てるおもちゃとして、幼稚園や保育園などに寄贈しています。
子ども達は、見本の図柄を見ながら、知育パズルのピースを組み合わせて見本と同じ図柄を作ります。最初は三角形や木などのシンプルな形から始めますが、すぐに難しいものにチャレンジするようになり、記憶力や空間認知力を鍛える効果があります。また天然素材でできているため、情操教育にも役立っています。

③箸置きづくり

2019年度よりモルガン・スタンレーMUFG証券と共同で「箸置きづくり」に取り組んでいます。 国産の間伐材を原料とする紙製バンドで箸置きを作成し、子どもたちへのメッセージを添えて、全国の「子ども食堂」に寄贈しています。 この取り組みは、子どもたちに食事のマナーを教える食育としても役立っています。

クリスマスカードプロジェクト

2012年度よりモルガン・スタンレーMUFG証券と共同で、NPO法人「ワンダー・アート・プロダクション」が主催する「クリスマスカードプロジェクト」に参加しています。
病院でクリスマスを過ごす長期療養中の子どもたちに、手作りのクリスマスカードを贈る活動です。社員とその家族が、オリジナルのクリスマスカードに、カラーペンやクレヨン、シールなどを使って、クリスマスツリーやサンタ、雪だるまなどの季節感溢れるイラストやメッセージを描き、心温まるカードを制作します。
モノだけでは運べない、人の「温もり」や「優しさ」をクリスマスカードに乗せて、病と闘う子どもたちに届けるプロジェクトです。出来上がったカードは、NPO法人を通じて全国の病院に届けられます。

Clothing Drive

2014年度よりモルガン・スタンレーMUFG証券と共同で、「Clothing Drive」に参加しています。
社員が衣類やリネン、新品の日用品などを持ち寄り、社会福祉法人「救世軍」に寄贈しています。
毎回、多数の衣類等が集まり、「救世軍」では集まった衣類等を、ホームレスや病院等へ直接寄贈する他、チャリティバザーを行い、その売上金を貧困支援等、国内外の社会貢献活動に役立てています。

アイシティecoプロジェクト

2018年度より、HOYA株式会社が主催している、使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル運動「アイシティecoプロジェクト」に参加しています。
本社各ビルに回収ボックスを設置し、年間を通じて社員やその家族が回収に協力しています。
使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、メーカーを問わず全てポリプロピレン製で、リサイクルに大変適しています。
回収した空ケースはリサイクル業者に買い取られ、その代金は全額、角膜移植を支援する日本アイバンク協会に寄付されます。また、リサイクルを通じてCO2を削減し、環境保全に貢献しています。

こどものみらい古本募金

2018年10月4日(証券投資の日)より、日本証券業協会を中心に、証券業界全体で、全ての子供達が希望を持って成長できる社会の実現に向けて、内閣府等が主導する「こどものみらい古本募金」に取り組んでいます。
当社も全国の拠点に古本等回収ボックスを設置し、役職員、お客さま、地域の皆さまから古本等を収集しています。収集された古本等の買取代金は「子供の未来応援基金」を通じて、「学びの機会」や「衣食住」が十分でない子どもたちを支援しているNPOなどの民間団体に寄付されます。
日本証券業協会では、SDGsの達成に向けた取組みを協会の重要課題と位置付け、「SDGs宣言」の下、業界全体で様々な取り組みを積極的に進めています。「こどものみらい古本募金」は、我が国の子供の貧困問題について広く知っていただくきっかけにもなっています。

書き損じはがき収集

2006年度より、書き損じはがきや未使用の切手を収集し、NPO法人へ寄付しています。寄付されたはがきや切手はNPO法人によって換金され、団体の活動資金に役立てられています。

FITチャリティ・ラン

2009年度から「FITチャリティ・ラン」(Financial Industry in Tokyo For Charity Run)に参加しています。
この活動は、在東京金融機関の役職員有志ボランティアが運営するマラソンイベントとして2005年にスタートしました。
参加金融機関からの協賛金と参加者の競技参加費から、運営費を差し引いた全額が、複数のNPO法人に寄付されます。寄付先は、「地域に根ざした社会的に意義ある活動をしているものの、認知度等の問題により十分な活動資金を確保できていない非営利団体」を、毎年参加企業の投票により選出しています。
金融業界が一丸となって社会貢献に取り組む姿勢を示すこと、各企業・グループ内でチームワークを強化すること、業界内のつながりを促進することなども、本活動の目的です。

TABLE FOR TWO

2018年度より、特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」が展開する「TABLE FOR TWOプログラム」に参加しています。
このプログラムは、飢餓や栄養失調の問題に苦しむ開発途上国と、肥満や生活習慣病に悩む先進国の「食の不均衡」の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動です。
本社の社員食堂で提供されるヘルシーメニューをTFTプログラムの対象とし、1食につき20円を開発途上国の子どもの学校給食費として寄付しています。

<写真提供:TABLE FOR TWO>

従業員募金

2006年度より、役職員に「地球環境問題への対応」「次世代社会の担い手育成」に沿った活動を行う公益法人への寄付を呼びかけています。毎年の募金総額と同額を会社がマッチングし、倍額の寄付を行うことで、従業員の社会貢献活動を支援しています。

災害支援活動

MUFGグループ全体で、災害発生時の緊急支援活動や、被災地の復興支援活動に取り組んでいます。被災地のニーズや受入体制を踏まえ、必要な規模・内容の支援を行い、社会の一員としての責任を果たしています。
2019年には、台風15号、19号の被災地復興支援として、千葉県長柄町、栃木県佐野市、宮城県丸森町等で被害にあわれた方の家屋内外の土砂だしなどを行いました。

東日本大震災復興支援活動

2011年から2014年にかけて、東日本大震災の被災地の復興を支援するため以下の活動を行いました。

絵本とジャズのコラボレーション

2012年9月から2014年10月にかけて、当社が契約する臨床心理士が中心となって宮城県石巻市の仮設住宅集会場などで開催した「絵本とジャズのコラボレーション」を支援しました。絵本の読み聞かせとジャズ生演奏との組み合わせにより、聴く人にストレス緩和などの効果をもたらすことができました。

陸前高田ペイントフェスト

2012年6月、岩手県陸前高田市の仮設住宅集会所で「陸前高田ペイントフェスト」を開催しました。この活動では、仮設住宅にお住まいの方や岩手県立前沢高校の生徒さんと一緒に「希望の一本松」の絵など5セット(カンバス30枚)を描き上げ、1セットを集会所に、4セットを県立高田病院に寄贈しました。絵を描くことが参加者の癒しや心のケアに繋がり、また寄贈先の病院にも和みと温みを届けることができました。

三陸鉄道復興支援 映画上映会・パネルトーク

2011年11月、横浜市で開催された「おらほの鉄道~三陸沿線奮戦記」の上映と、三陸鉄道の復興をテーマにしたトークイベントを支援しました。上映会の収入は、経費を除いたすべてが三陸鉄道と三陸の方々への義援金として送られました。

Food Drive
(支援物資収集キャンペーン)

2011年5月、生活必需品を送ることで被災地を支える活動として、社員が食品(白米、水、缶詰、レトルト食品、粉ミルク、離乳食など)や紙皿、割り箸などを集め、NPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」に寄贈しました。

被災地ボランティア

2011年6月から11月にかけて、岩手県遠野市のNPO法人「遠野まごころネット」が主催する岩手県陸前高田市、遠野市、大槌町でのボランティア活動に参加し、用水路の泥掻き、住宅地や畑のがれき撤去、清掃、支援物資の仕分け作業を行いました。

九十九里浜 海岸林再生プロジェクト

2012年4月から2014年7月にかけて、津波被害を受けた九十九里浜(千葉県)の海岸林を再生するため、NPO法人「森のライフスタイル研究所」が主催する海岸林再生プロジェクトに参加し、クロマツの植樹や下草刈りを行いました。

ニコス東北エール

TOMODACHIイニシアティブ

各拠点の社会貢献活動

全国の拠点で、地域社会の一員として、地域に根ざした様々な社会貢献活動に自発的に取り組んでいます。以下は取組みの一例です。

  • 名所や旧跡、公園等の清掃、植栽活動
  • 地元のマラソン大会やスポーツイベントの運営サポート、イベント後の清掃活動
  • 河川や湖水の環境保全活動、清掃活動
  • 暴力団追放運動、特殊詐欺撲滅キャンペーン等の犯罪防止活動への参加 等