本日の株式市況

イブニング・コメント

3日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比1667円89 銭(2.50%)高の6万8402円13銭だった。初めて6万8000円台に乗せ、1日 に付けた最高値(6万6934円)を更新した。人工知能(AI)投資の拡大を背 景にした前日の米株高が追い風で、東京市場では海外勢による株価指数 先物や主力銘柄への買いが優勢となった。上げ幅は一時2000円を超えた。
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均が5営業日連続で最高値を更 新するなど主要株価指数は上昇した。AI分野の成長期待を背景に関連銘 柄の一角が買われ、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半 導体株指数(SOX)は5.86%高で終えた。東京市場でも東エレクやアドテス トなど半導体関連に買いが入り、日経平均を押し上げた。買い遅れた国内 勢の買いやオプション取引に絡んだ損失回避の買い戻しを巻き込み、日 経平均は午前の中ごろから上げ幅を拡大した。
午後の取引終了にかけて日経平均は伸び悩んだ。急ピッチな上昇が続 いたため、利益確定売りが上値を抑えた。足元の上昇ペースなどを踏まえ、 市場では「近いうちにいったん天井をつける」(ニッセイ基礎研究所の矢嶋 康次エグゼクティブ・フェロー)との声も聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は71.96ポイント (1.83%)高の3996.20で、5月29日の最高値(3957.17)を更新した。一時は 節目の4000を上回った。JPXプライム150指数は反発し、26.63ポイント (1.61%)高の1683.90と最高値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で12兆2712億円、売買高は25億4897万 株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1018と全体の約65%を占め た。値下がりは512、横ばいは33だった。
AI関連のフジクラやイビデン、電子部品の京セラやTDKが上昇した。1ド ル=160円台まで円安・ドル高が進み、自動車のトヨタやホンダが買われた。 前日に投資家向け説明会を開いたキオクシアも高い。一方、ソフトバンク グループ(SBG)とファストリが逆行安となった。中外薬や第一三共など医 薬品関連の下げが目立った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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