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本日の株式市況
イブニング・コメント
祝日明け4日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。前営業
日2日と比べ893円23銭(1.42%)安の6万2188円63銭と、7月30日以来お
よそ3カ月ぶりの安値水準で終えた。米中間選挙で人工知能(AI)規制に
前向きとされる野党・民主党が勝利する見通しとなり、AI・半導体関連銘柄
を中心に売りが優勢だった。だが、大勢が明らかになると売り材料は出尽
くしたとの見方が広がり、日経平均は大引けにかけて日中の安値から2000
円あまり値を戻した。
3日投開票の米中間選挙では野党・民主党が連邦議会の上下両院で多
数派を奪還する見込みとなった。米主要メディアが報じた。与党・共和党の
大敗でAIデータセンターの建設が鈍れば、日本企業にも悪影響が及ぶと
の懸念が台頭。東京市場ではアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ
(SBG)といったAI・半導体関連銘柄が売られて日経平均を下押しした。
午後に日経平均は下げ幅を3000円あまりに広げて半年ぶりの6万円割
れが迫ったものの、その後は急速に下げ渋った。米中間選挙での共和党
の苦戦は予想されていたほか、トランプ米大統領は米紙ニューヨーク・タイ
ムズとのインタビューで選挙結果を「受け入れる」と説明。「我々は民主党
と協力するつもりだ。おそらく解決策を見いだせるだろう」とも述べており、
米政策の不透明感が和らぐとの期待が買いを誘った。
マリン・ストラテジーズの香川睦グローバルストラテジストはAI投資に関し
「米国が手を緩めれば中国との覇権争いに敗れてしまう。共和と民主の超
党派で前進させていく流れになるのではないか」と予想。そのうえで、今年
最大の米政治イベントをいったん通過したことで今後は堅調な企業業績に
着目した買いが入りやすくなるとみていた。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、終値は34.90ポイント(0.89%)安
の3895.38と6月12日以来の安値水準となった。JPXプライム150指数も3
日続落し、15.66ポイント(0.95%)安の1632.31で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆8055億円、売買高は35億1279万
株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1084で、値上がりは425、横
ばいは43だった。
京セラやフジクラ、キオクシアが下げた。一方、ファストリや三菱商は上げ
た。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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