本日の株式市況

イブニング・コメント

25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発した。前日比3191円 37銭(4.61%)高の7万2366円34銭で終え、3日ぶりに最高値を更新した。上げ 幅は歴代4位で、一時は3400円を超えた。好決算を発表した米マイクロン・テ クノロジーが米国時間24日夕の時間外取引で急伸した流れを受けて、東京市 場でも人工知能(AI)・半導体関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。
マイクロンが24日夕に発表した2026年3~5月期決算は売上高と純利益が 市場予想を大幅に上回り、26年6~8月期の売上高見通しも市場予想を大きく 上回った。同社幹部が半導体メモリーの需給の引き締まりが27年以降も続くと の見方を示し、今後のAI関連の成長に強気な見方が広がった。東京市場でも 足元で調整していた半導体関連株に買いが集まった。アドテストと東エレク、ソ フトバンクグループ(SBG)、キオクシアの4銘柄で日経平均を2300円あまり押 し上げた。
主要なハイテク株で構成する米ナスダック100指数の先物のほか、日本株と の連動性を強めている韓国総合指数(KOSPI)が大幅高になったのも日本の 半導体関連株の追い風となった。
中東情勢の緊張緩和でホルムズ海峡を経由する石油輸送に回復がみられ、 原油先物相場が大きく下落していることも日本株を下支えした。物価上昇や企 業業績圧迫への懸念が後退し、出遅れていた小売りや食品など幅広い銘柄 に買いが入った。
ケイ・アセットの平野憲一代表は「今日の上昇は売り方が買い戻しを迫られ る踏み上げ相場の色彩が強いが、AI関連銘柄の株価は堅調な業績に裏付け られており過熱感は乏しい」と話す。ただ、半導体関連の材料に対する市場の 感応度が大きくなっており、短期的には大幅な調整が起きる可能性があるとの 見方を示した。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は52.71ポイント (1.33%)高の4016.47だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、24.52 ポイント(1.48%)高の1676.35で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆9137億円、売買高は23億3321万株 だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1043。値下がりは471、横ばいは48 だった。
イビデンや村田製、太陽誘電が上げた。一方、三菱商や塩野義は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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