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本日の株式市況
イブニング・コメント
27日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前週末比320
円04銭(0.50%)高の6万4931円19銭だった。米国とイランの戦闘停止を受
けて中東の緊張が緩和に向かうとの期待感が高まり、幅広い銘柄に買い
が優勢となった。しかし、人工知能(AI)・半導体関連株には売りが膨らみ、
日経平均は下げに転じる場面もあった。
米紙ニューヨーク・タイムズは25日、トランプ米大統領が検討してきたイラ
ンへの大規模攻撃を当面見送る方針だと報じた。ロイター通信によると、
26日にイラン高官は米国の攻撃停止が続く間はイランも攻撃を控えると
語った。両国の戦闘終結に向けた協議進展の期待も残るなか、日本時間
27日の取引でニューヨーク原油先物が大きく下落。景気や企業業績の下
振れリスクは後退するとの見方が日本株の買いを誘った。
東証プライム市場では値上がり銘柄数が1397と、全体の9割近くを占め
た。ソニーGや日立など株価の出遅れが目立っていた銘柄に買いが集まっ
た。コナミGやバンナムHD、任天堂といったゲーム関連株が大幅高となる
など、売られていた銘柄を買い戻す「リターン・リバーサル」の動きも鮮明に
なり日経平均を下支えした。プライム市場では値下がり銘柄数は139、横
ばいは22だった。
日経平均の上値は重かった。前週末24日の米株式市場では主要な半導
体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%あまり
下落した。ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)によるAI投資が過
剰だとの懸念がくすぶるなか、アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、
キオクシアといったAI・半導体関連株が売られて日経平均は一時500円近
く下落した。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は54.76ポイント(1.37%)高の
4066.07だった。JPXプライム150指数も反発し、24.54ポイント(1.47%)高の
1697.02で終えた。東証プライムの売買代金は概算で9兆3556億円、売買
高は22億6988万株だった。
ファストリやリクルート、京セラが上昇した。一方、信越化や中外薬、フジ
クラが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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