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本日の株式市況
イブニング・コメント
28日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落した。終値は前
週末比486円58銭(0.73%)安の6万5877円62銭と、この日の安値で引けた。前
週末までの5日間で3000円近く上昇しており利益確定の売りに押された。アジ
ア市場で半導体株の比重が高い韓国総合株価指数(KOSPI)が下落したのも
重荷となった。
朝方は日経平均が600円あまり上昇し、8月18日以来およそ1カ月半ぶりに6
万7000円台に乗せる場面があった。前週末の米半導体株高を手掛かりとして
ソフトバンクグループ(SBG)など人工知能(AI)・半導体関連銘柄の一角に買
いが集まり、日経平均を押し上げた。
だが、節目到達の達成感もあって次第に利益確定の売りが広がった。28日
の国内債券市場では長期金利が3.1%に迫り、政策金利の影響を受けやすい
新発2年物国債の利回りは31年半ぶりの水準に上昇。金利の先高観が強まり、
株式には相対的な割高感を警戒した売りが出て日経平均を下押しした。
今週は米国で重要イベントが相次ぐ。29日にはSBGが出資する米オープン
AIが年次開発者会議を開くほか、30日には米半導体大手マイクロン・テクノロ
ジーが四半期決算を発表する。10月2日の9月の米雇用統計など米経済指標
の発表も多く、中長期志向の機関投資家は様子見姿勢を強めたとの見方が
あった。
SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「11月の米中間選挙でAI投資
に慎重姿勢を示す民主党が上下両院で勝利すれば、関連投資にブレーキが
かかる可能性もある」と指摘。そのうえで「選挙後の株価動向が見通しにくい
点は注意が必要だ」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は16.59ポイント(0.40%)安の
4112.00だった。JPXプライム150指数も反落し、7.57ポイント(0.44%)安の
1721.87で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆2028億円、売買高は24億1504万株
だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1039と全体の約6割を占めた。値上
がりは468、横ばいは46だった。
イビデンやアドテスト、キオクシアが安い。ファストリや中外薬、第一三共が下
落した。一方、スクリンや荏原が高い。リクルートやみずほFG、東京海上が上
昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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