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本日の株式市況
イブニング・コメント
30日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前
日比433円24銭(0.71%)高の6万1867円43銭だった。前日の米株安を
受けた売りが先行したが、前日に好決算を発表したアドテストが急伸し、
人工知能(AI)・半導体株全体に見直し買いが波及した。半導体株比率
が高い韓国総合株価指数(KOSPI)に連動する場面が多く、KOSPIが
強含んだ場面ではリスク許容度が回復した海外投機筋による日経平均
先物への買いが加速し、上げ幅は一時1400円を超えた。
アドテストは10.8%高で終え、1銘柄で日経平均を約660円押し上げた。
日経平均は前日までの2日間で3500円近く下落していたため、短期目
線の投資家による自律反発狙いの買いも入りやすかった。30日朝の韓
国サムスン電子の決算内容に安心感が広がったことも、AI関連銘柄や
日経平均先物への買いを誘った。
朝方の日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。29日の米
株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数は大幅に下落した。
米国とイランの衝突激化や、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の
不透明感から売りが膨らんだ。午後はKOSPIも下落に転じ、東京市場
でも主力銘柄の一角に戻り待ちの売りが出て日経平均は伸び悩んだ。
東証株価指数(TOPIX)は上げる場面もあったが、反落で終えた。終
値は21.53ポイント(0.54%)安の3952.50だった。JPXプライム150指数
は小幅に反落し、0.21ポイント(0.01%)安の1665.37で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で12兆6645億円、売買高は30億462
万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は534と全体の3割強にと
どまった。値下がりは993、横ばいは28だった。
東エレクやキオクシア、村田製が買われた。前日に決算発表した日立
やNECも高い。任天堂も上げた。一方、ソフトバンクグループ(SBG)
やファストリは下落した。野村や大和などの証券株、三菱UFJといった
銀行株の下げが目立った。最近買われていたトヨタや日本製鉄が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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