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本日の株式市況
イブニング・コメント
28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比685円82銭(1.08%)高の
6万3954円19銭だった。27日の米半導体株高に続いて28日は半導体株の比重の大きい韓
国総合株価指数(KOSPI)が大幅高となり、リスク選好に傾いた海外短期筋の買いが入った。
半導体など人工知能(AI)関連銘柄に資金が集まり、日経平均の上げ幅は一時1000円を超
えた。
米ブロードコムは26日、新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を公開したAI開発アンソロ
ピックの半導体調達を支援するため、米金融大手と資金供給の枠組みを設けたと発表。AI
開発の継続性に対する懸念が和らいだとして27日の米株式市場では半導体などAI関連株
が相場上昇をけん引した。東京市場ではアドテストのほか、東エレクやソフトバンクグループ
(SBG)などが買われ、日経平均を押し上げた。
後場に入り、日経平均は上げ幅を一時1040円に広げた。韓国半導体メモリー大手のSKハ
イニックスが28日発表した2026年7~9月期決算では連結純利益が前年同期の3.2倍となっ
た。AI向けの高性能のメモリー半導体が引き続き好調で、株価は一時11%上昇。連動する
ようにKOSPIも大きく上げ、キオクシアなどの日本株には短期の値幅取りを狙った海外短期
筋の買いが増えた。
AI・半導体関連株に投資家の資金が集中する半面、このところ見直し買いが入っていたコ
ナミGやバンナムHD、カプコンといったゲーム株はそろって下落した。食品など内需株のほ
か、保険や商社の下げも目立った。発表が本格化する国内主要企業の決算を見極めたいと
して様子見姿勢の投資家も少なくなかったとみられ、戻り待ちの売りに押されて日経平均は
上げ幅を縮める場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比5.66ポイント(0.14%)安
の3991.71だった。JPXプライム150指数は横ばいの1679.97で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆742億円、売買高は23億8210万株だった。東証プラ
イムの値上がり銘柄数は432と全体の3割弱にとどまった。値下がりは1096、横ばいは25
だった。
イビデンやTDK、レーザーテクが買われた。一方、日東電や東京海上、キヤノンが売られ
た。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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