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本日の株式市況
イブニング・コメント
12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。前日比1802円77銭(2.81%)
高の6万6020円04銭で終え、1週間ぶりに6万6000円台を回復した。米国とイランの戦
闘終結への期待から前日に米ハイテク株が上昇したのを受けて、東京市場でも人工知
能(AI)・半導体関連株を中心に買われた。日経平均の上げ幅は一時2800円を超え、6
万7000円を上回る場面があった。
トランプ米大統領は11日、イランとの戦闘終結に向けた合意が数日以内に最終決定
に至るとの見通しを示した。これを受けて、11日の米株式市場では主要な半導体関連
銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が急伸。東京市場でも値がさの
半導体関連銘柄への買いが広がった。東エレクとアドテスト、キオクシア、ソフトバンク
グループ(SBG)の4銘柄で日経平均を1200円近く押し上げた。
日本時間12日の取引でハイテク株比率の高い韓国総合株価指数(KOSPI)が大幅
高になるなどアジア各国・地域の株価指数が総じて上昇したのも相場を支えた。米東部
時間12日(日本時間同日夜)に予定される米宇宙会社スペースXの大型新規株式公開
(IPO)に備えた換金売りが一巡したことも安心材料となった。
週末を控えて中東情勢の動向を見極めたいとする雰囲気もあり、大引けにかけては
様子見ムードが広がった。積層セラミックコンデンサー(MLCC)を手がける村田製や太
陽誘電などが急失速したのも日経平均の上値を抑えた。市場では「来週は日米の金融
政策決定会合も控え、株式相場の変動が上下に大きくなる可能性があり、後場にかけ
て積極的な売買が控えられた」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声
も聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は51.61ポイント(1.35%)高の
3881.96だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、18.03ポイント(1.12%)高の
1624.46で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で12兆7697億円、売買高は27億5012万株だった。東
証プライムの値上がり銘柄数は964。値下がりは555、横ばいは44だった。
ファストリやディスコ、イビデンが上げた。一方、リクルートやテルモは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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