本日の株式市況

イブニング・コメント

2日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日 比1741円81銭(2.47%)安の6万8733円15銭だった。前日の米ハイテク株安の 流れを受け、東京市場でも人工知能(AI)・半導体関連が軒並み下落した。半 面、自動車や銀行にはこのところの株高に乗り遅れていた個人投資家などか らの買いが入り、指数を下支えした。
1日の米株式市場では半導体関連が大幅安となり、投資家心理の重荷と なった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は0.66%安、主要な半 導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6.27%安と 急落した。東京市場でもアドテストや東エレクなど値がさの半導体関連が急落 し、指数を押し下げた。キオクシアやイビデンなども大きく下落し、指数の重荷 となった。
日経平均と連動性を高めている韓国総合株価指数(KOSPI)が最近1週間 の下値支持であった節目8000を下回った場面では、海外勢などによる株価指 数先物への売り圧力が強まった。半面、韓国総合株価指数が下げ幅を縮小す ると、日経平均も下げが一服するなど、韓国株に歩調を合わせる場面が目 立った。
もっとも、東証プライム市場では8割近くの銘柄が上昇するなど相場の地合 いはしっかりだった。東証株価指数(TOPIX)はおおむねプラス圏で推移した。 出遅れていた銀行や保険などの金融セクター、自動車や商社といったバ リュー(割安)株に個人投資家などの資金が向かった。SMBC信託銀行の山 口真弘投資調査部長は「投資家のリスク許容度自体は落ちていない。そのな かで、過熱感のあるグロース(成長)株を売って、バリュー株に資金を移すとい う流れになってきている」と話した。
TOPIXは4日続伸した。終値は3.48ポイント(0.09%)高の4014.98だった。JP Xプライム150指数は4日続伸し、3.24ポイント(0.19%)高の1679.13で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で11兆2038億円、売買高は24億764万株 だった。東証プライムの値下がり銘柄数は314。値上がりは1215、横ばいは29 だった。
フジクラやディスコ、太陽誘電が下げた。一方、大塚HDやコナミG、ホンダは 上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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