本日の株式市況

モーニング・コメント

1日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日 比228円20銭(0.38%)高の5万9513円12銭だった。前日の米株式相場の上昇 で運用リスクを取りやすくなった海外投資家などの買いが日本株にも優勢だっ た。東エレクや住友商など好決算銘柄の上昇が目立った。日経平均の上げ幅 は400円を超える場面もあったが、5連休を前に上値では売りも出やすかった。
4月30日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が800ドル近い上げとなっ た。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と機関投資家が運用指標 とするS&P500種株価指数は最高値を更新した。米国株の上値追いでリスク 選好姿勢を強めた海外投資家の買いが日本株にも入った。
日米ともに決算発表が本格化し、東京市場では東エレクが相場上昇をけん 引した。4月30日に2026年4~9月期業績が大幅増益になる見通しを発表した のが好感されて、株価は株式分割考慮後の上場来高値を更新した。住友商は 1日午後に発表した27年3月期(今期)の純利益の増益見通しや株式分割を 評価した買いで制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。同じく今期の 業績見通しが市場予想を上回った三菱商や伊藤忠にも買いが強まった。
日経平均は伸び悩む場面が目立ち、大引けにかけては上げ幅を縮小した。 東京市場は明日から5連休に入る。上値では国内の機関投資家などから持ち 高整理や利益確定の売りが出やすかった。政府・日銀による円買い・ドル売り の為替介入観測が広がり、円相場は4月30日夜にかけて大きく円高・ドル安方 向へ動いた。このところの円安局面でも自動車株などは売られていたとあって、 東京市場では円急伸で株売りを急ぐ投資家は少なかったが、連休中の円相場 や中東情勢の動きを警戒し、様子見ムードも広がった。個別ではキオクシアや フジクラが下げた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は前日比1.52ポイント(0.04%)高 の3728.73だった。JPXプライム150指数は反発し、2.54ポイント(0.16%)高の 1564.96で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆6841億円、売買高は23億1279万株 だった。東証プライムの値上がり銘柄数は670、値下がりは844、横ばいは60 だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、豊田通商、ダイキン、中外薬が上昇した。一 方、アドテスト、TDK、ファストリ、信越化が下落した。

6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比612ドル34セント(1.24%)高の4万9910ドル59セントだった。2月 中旬以来の高値。米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から幅広い銘柄が買われた。決算を発表した銘柄が上昇したことも相場を支えた。
米ニュースサイトのアクシオスは6日、米国がイランとの戦闘終結に向けた覚書を用意し、合意に近づいていると報じた。トランプ米大統領は同日、米公共放送P BSのインタビューで来週に予定する米中首脳会談の前にイランと合意する可能性があるとの考えを示した。
6日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物は前日比7%安の1バレル95台前半で通常取引を終えた。市場では「米企 業の決算発表は良好で、戦闘終結に至れば一段高が期待できる。慎重さを残しつつも楽観に傾いた」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。
ウォルト・ディズニーが7%あまり上昇した。6日に発表した2026年1~3月期決算では動画配信事業などが好調で市場予想を上回る増収となり、特別項目を除く 1株利益も市場予想を超えた。収益見通しも良好との受け止めがあった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は18%あまり上昇した。前日夕発表の四半期決算で売上高などが市場予想 を上回った。人工知能(AI)向けの需要の強さが続いており、26年4~6月期の売上高見通しも市場予想を超えた。AIの成長期待が改めて強まり、関連銘柄も買 われた。
米民間雇用サービス会社ADPが6日発表した4月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比10万9000人増えた。増加幅は25年 1月以来の大きさとなり、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(8万4000人)も上回った。
市場では「企業や消費者調査にみられるイラン紛争を巡る不安を踏まえると、米経済の底堅さを示す心強い内容だ」(フィフス・サード・コマーシャル・バンクのビ ル・アダムズ氏)と受け止められた。米労働市場の減速懸念が薄れたことも投資家心理を支えた。ダウ平均は取引時間中に2月以来となる5万ドルを上回る場面 があった。
個別銘柄ではエヌビディアが5%あまり上昇した。データセンター向けの光ファイバーを手掛けるコーニングとの提携を6日に発表し、次世代AIインフラの構築に よる成長が期待された。ハネウェル・インターナショナルやシャーウィン・ウィリアムズ、ホーム・デポも買われた。半面、シェブロンやシスコシステムズは下落した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。終値は前日比512.817ポイント(2.02%)高の2万5838.943(速報値)だった。連日で最高値を更新した。 アルファベットやテスラ、メタプラットフォームズが上昇した。
インテルやマイクロン・テクノロジーといった半導体関連株も買われた。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も4.4%高となり、 連日で最高値を付けた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続伸し、終値は前日比105.90ポイント(1.45%)高の7365.12(速報値)と連日 の最高値更新となった。
【日経QUICKニュース(NQN)】

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