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本日の株式市況
モーニング・コメント
26日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、終値は前週末
比503円51銭(0.80%)安の6万2189円65銭だった。7月30日以来約3カ
月ぶりの安値水準を付けた。原油高を背景とした前週末の米株安の流
れを引き継ぎ、東京市場でも値がさの人工知能(AI)・半導体関連株を
中心に売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時600円近くに達した。た
だ、朝安後は押し目買いや海外勢とみられる先物買いが下支えし、日
経平均は上げに転じる場面もあった。
前週末の米株式市場で主要3指数が下落した流れを受け、東京市場
でもアドテストや東エレクなど主力の値がさ株が売られ、日経平均を押
し下げた。中東情勢を巡る不透明感から、23日の米原油先物市場でW
TI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物が大幅に上昇した。
原油高が日本の景気や企業業績の下振れにつながるとの懸念から、
東京市場でもリスク回避目的の売りが優勢になった。
朝方の売り一巡後は底堅く推移した。海外勢などによる自律反発を
狙った先物買いが目立ち、日経平均は上げ幅を200円あまりに拡大す
る場面もあった。原油価格に連動しやすいINPEXなど石油関連銘柄に
は収益拡大を見込んだ買いが入った。豊田通商など商社株も軒並み
上げた。日米ともに金利上昇がやや一服していることから、不動産株や
建設株も買われた。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は7.17ポイ
ント(0.18%)高の3972.98だった。JPXプライム150指数は横ばいの
1668.64で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆6438億円と、4月20日以来6カ
月ぶりの薄商いだった。売買高は21億2782万株だった。東証プライム
の値下がり銘柄数は686。値上がりは818、横ばいは49だった。
ファストリやイビデン、キオクシアが下げた。一方、三菱商やコナミG、
東京海上は上げた。
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、終値は前週末比146ドル42セント(0.28%)高の5万2361ドル58セ
ントだった。人工知能(AI)開発のアンソロピックの新規株式公開(IPO)に向けた手続きが進み、AI関連を中心としたハイテク株の一角に買いが入った。
アンソロピックが26日、IPOに向けた目論見書を公開した。11月にナスダック市場に上場し、1000億ドル規模の調達を目指しているとされる。実現す
れば、調達額は6月のスペースXを上回り、過去最大規模のIPOになる可能性がある。
ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアの上昇が目立った。スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がエヌビディアの半導体購入に向
けて、400億ドルの資金調達が完了したとX(旧ツイッター)で明らかにしたことも追い風になった。
半導体株を中心に上昇し、相場を押し上げた。市場では「きょうの上昇は前週に下げた反動で(主力ハイテク株が)買われているにすぎない」
(ニューブリッジ・セキュリティーズのドナルド・セルキン氏)との見方もあった。
そのほかの構成銘柄はシスコシステムズやマイクロソフト、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースが高かった。半面、メルクやユナイテッドヘ
ルス・グループ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落した。
ダウ平均の構成銘柄以外では、メタプラットフォームズが安かった。26日に公募増資などで約950億ドルを調達する計画を発表した。新株発行を通
じてAIインフラへの設備投資に充てるが、株式価値の希薄化が警戒された。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比214.039ポイント(0.82%)高の2万6169.381(速報値)
だった。アナリストが投資判断を引き上げたテスラが上昇した。インテルやテキサス・インスツルメンツ(TI)といった半導体株も高かった。
食品宅配サービス「インスタカート」を手掛けるメープルベアが大幅高となった。ドアダッシュがメープルベアの買収に向けて協議していると米紙
ウォール・ストリート・ジャーナルが26日午後に報じ、材料視した買いが入った。ドアダッシュの株価は下落した。
【日経QUICKニュース(NQN)】
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