本日の株式市況

イブニング・コメント

19日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、終値は前日比265 円36銭(0.44%)安の6万0550円59銭だった。18日の米半導体株安を受け、 国内の半導体関連株や電線株が売りに押され、日経平均の下げ幅は一 時500円を超えた。朝方に自律反発狙いの買いが入り、日経平均は一時 600円高となったが、買いの勢いは続かなかった。
18日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア 半導体株指数(SOX)は2%あまり下落。19日に韓国株式市場でサムスン 電子が下げたのも重荷となり、東京市場ではアドテストや東エレク、18日に 制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分されたキオクシアも売られ、日経 平均を押し下げた。
電線株の下げも目立った。19日午後に2029年3月期を最終年度とする中 期経営計画を発表したフジクラは一時17%あまり下落した。古河電は一時 9%安、住友電は6%安となった。市場では「インフレや財政悪化懸念を背 景に長期金利の上昇圧力が強まっており、期待先行で買い進められてき た半導体や電線には逆風」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩 チーフマーケットストラテジスト)との声があった。
もっとも、19日の日経平均は高く始まった。18日まで3日続落した過程で 2400円あまり下げており、自律反発狙いの買いが入りやすかった。相対的 な出遅れ感から三菱UFJ、みずほFG、三井住友FGなどの銀行株が軒並 み上昇した。
東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反発した。終値は24.16ポイント (0.63%)高の3850.67だった。JPXプライム150指数も4日ぶり反発し、 13.23ポイント(0.82%)高の1618.28で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆3864億円、売買高は27億1912万 株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は430と3割弱にとどまった。値 上がりは1116と7割超を占めた。横ばいは23だった。
ファナックや安川電が売られ、イビデンやディスコも下落した。一方、太陽 誘電や京セラが買われ、ソニーGや任天堂は上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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