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本日の株式市況
イブニング・コメント
12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前営業日比553円84銭
(0.83%)高の6万7524円06銭だった。6万7000円台を回復し、7月15日(6万8751
円51銭)以来約1カ月ぶりの高値水準となった。前日の米株式市場で人工知能(A
I)・半導体関連が買われた流れを受けて、東京市場でもAI関連銘柄への買いが広
がった。日本株の先高観や韓国株高も相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)は6
日続伸し、終値は38.39ポイント(0.94%)高の4139.00となり、7月6日(4101.96)以
来約1カ月ぶりに最高値を更新した。
11日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体
株指数(SOX)が反発した。12日の東京市場では東エレクやキオクシア、フジクラ
など半導体関連の主力株に買いが入った。韓国の半導体メモリー大手のサムスン
電子とSKハイニックスが上昇し、半導体株比率が高い韓国総合株価指数(KOS
PI)が堅調に推移したことも支えとなった。
米半導体大手エヌビディアが10日に、米金融大手など6社とAIデータセンターの
構築を支援する仕組みをつくると公表した。5000億ドル(約80兆円)規模の資金を
調達し、顧客企業がAIインフラを構築できるようにする。山和証券の志田憲太郎調
査部部長は「グーグル親会社のアルファベットなどハイパースケーラー(大規模ク
ラウド事業者)にとってはAI投資負担のさらなる増加が意識されているが、AIイン
フラの受注側である日本の半導体企業は投資拡大の恩恵を受けやすい」と指摘し
た。
日経平均はチャート分析上で5日移動平均線が25日線を下から上に突き抜ける
「ゴールデンクロス」を形成した。チャート上では上昇局面を迎える前の4月上旬に
も同様のことがあり、市場では日本株の先高観が意識されている。一方、原油高
が小売りや海運など景気敏感株の重荷となった。ホルムズ海峡の開放を巡って米
国とイランが互いに賠償を求める姿勢を示し、中東からの原油供給の正常化に時
間がかかるとの見方が広がっている。市場では「日経平均が再び7万円台を目指
すには中東の戦闘終結が条件になりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。
JPXプライム150指数は5日続伸し、12.20ポイント(0.71%)高の1740.23で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で9兆4421億円、売買高は25億2278万株だった。
東証プライムの値上がり銘柄数は983。値下がりは530、横ばいは43だった。
リクルートが上場来高値を更新した。アドテストやイビデンが上げた。一方、ファス
トリやダイキンは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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