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本日の株式市況
イブニング・コメント
15日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比1008円01銭
(1.49%)高の6万8751円51銭だった。前日の米ハイテク株高を手掛かりに人工知能(A
I)・半導体関連銘柄が買われ、日経平均を押し上げた。15日のアジア市場でハイテク
株の比率が高い台湾や韓国の株価指数が上昇したほか、オランダの半導体製造装置
ASMLホールディングが好決算を発表したのも追い風となった。
ASMLホールディングは日本時間15日午後、2026年12月期通期の売上高見通しの
上限を400億ユーロから450億ユーロに引き上げたと明らかにした。あわせて公表した
26年4~6月期決算では売上高などが市場予想を上回り、7~9月期の売上高見通し
も市場予想を超えた。
ASMLのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は声明で、AIの急速な進化に
伴って先端半導体の需要が高まるなか受注は好調で「長期的な需要に対する可視性
を高めている」と説明した。半導体製造装置の需要が旺盛だとしてレーザーテクや東エ
レクが午後に一段高となり、日経平均も上げ幅を広げた。
14日の米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数
(SOX)が2%あまり上昇するなどハイテク株の上げが目立った。15日は台湾加権指数
が堅調に推移したほか、半導体株の比重が大きい韓国総合株価指数(KOSPI)の上
昇率は8%を超える場面もあった。過剰投資への懸念から売り込まれていたAI・半導体
関連株には見直し買いが入った。
東証プライム市場の値上がり銘柄数は1152と全体の7割強を占めた。14日に好決算
を発表した米金融大手ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースの株価が上昇し、
東京市場では三菱UFJや野村が買われるなど業種別では銀行や証券の上げも目立っ
た。プライム市場では値下がり銘柄数が371、横ばいが35にとどまり、幅広い銘柄に資
金が流入した。
日経平均は上げ幅を90円ほどに縮める場面があった。14日は顧客企業がIT関連予
算をAIインフラに絡むハードウエアに優先して振り向けている傾向があると明かした米I
BMの株価が急落し、富士通やNEC、野村総研などソフトウエア関連銘柄が軒並み下
げた。東海東京インテリジェンス・ラボの長田清英チーフストラテジストは「日本でもソフ
トウエア投資が鈍るとの連想が働きやすかった点は投資家心理の重荷になった」と話し
た。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、終値は49.14ポイント(1.22%)高の4088.12だった。
JPXプライム150指数も続伸し、14.45ポイント(0.85%)高の1709.25で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で9兆5675億円、売買高は21億1839万株だった。
アドテストやキオクシアが高い。イビデンやフジクラ、太陽誘電も上昇した。一方、ソフ
トバンクグループ(SBG)やファストリが安い。コナミGやベイカレント、ニチレイが下落し
た。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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