本日の株式市況

イブニング・コメント

18日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日続落し、終値は前週末 比593円34銭(0.97%)安の6万0815円95銭だった。原油高などによるイン フレへの警戒から前週末の米長期金利が上昇した流れを受け、国内の長 期金利が一段と上昇した。株式の相対的な割高感が意識され、運用リスク を回避する売りが優勢となった。日経平均の下げ幅は1000円を超える場 面もあった。
米金利上昇を嫌気して15日の米株式相場が下落し、同様に金利上昇が 顕著な東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)や東エレクといった人工 知能(AI)や半導体関連株の一角が売られた。商社や自動車など他の主 力株も総じて軟調に推移し、プライム市場の約7割の銘柄が下落した。
一部の好業績銘柄には積極的な買いが入った。15日に4~6月期の大 幅な増益を発表したキオクシアは買い気配が続き、大引けで制限値幅の 上限(ストップ高水準)となる前週末比7000円(15.74%)高の5万1450円で 売買が成立した。
日経平均は朝安後、下げ渋る場面も多かった。ハイテク株比率の高い韓 国総合株価指数(KOSPI)が上昇に転じたことで、海外投機筋などによる 先物買いが入り、日経平均を下支えした。もっとも、市場では「金利の上昇 があまりにも急なので、しばらくはリスクオフになりやすい」(国内証券のス トラテジスト)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日続落した。終値は37.46ポイント (0.97%)安の3826.51だった。JPXプライム150指数は3営業日続落し、9.73 ポイント(0.60%)安の1605.05で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆1166億円、売買高は26億7520万 株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1106。値上がりは441、横ば いは23だった。
フジクラや京セラ、デンソーが下げた。一方、リクルートやテルモ、住友電 は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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