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本日の株式市況
イブニング・コメント
25日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比328円34銭
(0.50%)高の6万5856円43銭だった。安く始まったものの、その後は次第に押し目買いが優
勢になり、前引け間際に上昇に転じた。アジア市場でハイテク株比率の高い韓国総合株価
指数(KOSPI)と台湾加権指数が午後に上昇に転じたことも投資家心理を支えた。
東証プライム市場の値上がり銘柄数は全体の5割強を占めた。日本時間25日の時間外取
引で主要なハイテク株で構成する米ナスダック100指数の先物「Eミニ・ナスダック100」など米
株価指数先物が堅調に推移し、海外短期筋による日経平均先物への買いを後押しした。24
日の米国市場で長期金利と原油先物相場が下げ、25日の国内長期金利は小幅な上昇にと
どまった。このところ金利の急上昇が株価の重荷となっていたため、金利の落ち着きが相場
下落に歯止めをかけた面もあった。
好業績銘柄を物色する動きも旺盛で、電線株や金融株の上げが目立った。市場では「過
度な金利高への警戒が薄れるなかで、国内企業の2026年4~6月期決算が総じて良好だっ
たとあって、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に着目した買いが入りやすかった」(三
井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれ
た。
ロイター通信は「米国とイランの交渉の仲介役を務めるパキスタンのナクビ内相は25日、和
平への道筋に焦点を当てたイランとの協議で『大きな進展』があったと述べた」と報じた。米
国とイランの交渉進展を連想させる材料が先物買いのきっかけになった面もあるとみられ、
日経平均は徐々に上げ幅を広げた。
朝方は日経平均の下げ幅が900円を超える場面があった。24日の米株式市場で主要な半
導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%あまり下落した。中国
企業との競争激化への懸念からメモリー株の下げが目立った。東京市場でもキオクシアなど
人工知能(AI)・半導体株の一角は安く始まった後上げに転じたが、上値は総じて重かった。
トランプ米大統領によるカナダ産の自動車などへの追加関税の表明を受け、ホンダやトヨタ
など自動車株は軟調だった。
26日に米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えているとあって、中長期志向の投資家
を中心に様子見姿勢も強かった。東証プライムの売買代金は概算で7兆99億円で、4月21日
(6兆8522億円)以来4カ月ぶりの低水準だった。
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は20.38ポイント(0.50%)高の4093.67だった。
JPXプライム150指数は続伸し、8.44ポイント(0.50%)高の1709.13で終えた。
東証プライムの売買高は19億118万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は846。値
下がりは647、横ばいは63だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やイビデン、味の素が高い。フジクラや古河電、住友電など電
線株の上昇が目立った。東京海上や三菱UFJ、野村が買われた。一方、アドテストやディス
コ、ファストリが安い。横浜ゴムや住友鉱が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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