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本日の株式市況
イブニング・コメント
29日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比705円28銭
(1.10%)高の6万4659円47銭で終えた。指数寄与度の大きいアドテストが
前日に発表した業績予想の上方修正などが好感された。アドテストだけで
日経平均を450円ほど押し上げた。半導体比率が高い韓国総合株価指数
(KOSPI)が午後に下げ幅を縮小する場面では短期筋による日経平均先
物への買いも目立ち、日経平均の上げ幅は一時900円に迫った。
サムスン電子が29日午前に発表した26年7~9月期決算の確報値を受
けてKOSPIが下落に転じ、日経平均も下げる場面があった。その後は買
い戻しが入った。楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナ
リストは「短期筋の先物買いや個人投資家の半導体関連の押し目買いが
入り、後場に日経平均を押し上げたようだ」と指摘した。ソフトバンクグルー
プ(SBG)や東エレクなど人工知能(AI)関連の一角もいったんは売りが優
勢となったが午後に持ち直した。
一方、アルファベットが28日に発表した26年7~9月期決算ではフリー
キャッシュフロー(FCF、純現金収支)が2四半期連続の赤字となった。市
場では米新興クラウドの信用不安に端を発したAIの過剰投資への不安は
くすぶっており、3月期決算企業の中間決算などでAI投資の収益性を見極
めたいとする声も聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発した。終値は11.57ポイント
(0.29%)高の4003.28だった。JPXプライム150指数は上昇し、3.41ポイント
(0.20%)高の1683.38で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で13兆8657億円と約4カ月ぶりの高水
準となった。TOPIXの構成銘柄入れ替えに伴い、大引けで指数に連動す
るパッシブ運用の機関投資家による売買が加わった。売買高は41億4801
万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は734。値下がりは779、横ば
いは38だった。
イビデンやファストリ、フジクラが上げた。一方、ファナックや日立は下げ
た。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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