本日の株式市況

イブニング・コメント

16日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比1915 円97銭(2.79%)安の6万6835円54銭で終えた。前日の米株式市場で半導 体関連銘柄が下落した流れを受けて、東京市場でも人工知能(AI)・半導 体関連に売りが波及した。日経平均の下げ幅は一時2200円を超えた。半 導体株の比重が大きい韓国総合株価指数(KOSPI)の下落率が7%を超 える場面では、歩調を合わせる形で日本の半導体関連銘柄への売り圧力 が強まった。
日本時間16日午後に台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2026年4~ 6月期決算では純利益が前年同期比で大幅に増え、市場予想を上回った。 ただ、レーザーテクや村田製が下げ幅を一段と拡大するなど一部の半導 体関連銘柄に売りが出て、日経平均はきょうの安値に迫る場面があった。 市場では「TSMCの決算でAI需要の強さは確認されたものの、関連銘柄 にはいったん利益を確定する売りが出たようだ」(東海東京インテリジェン ス・ラボの沢田遼太郎シニアアナリスト)との声が聞かれた。
前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィ ア半導体株指数(SOX)は大幅に下落。中国半導体メモリー大手の台頭で 競争が激化するとの懸念から半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが 大きく下げた。東京市場でも半導体関連は軒並み安となり、アドテストと東 エレク、ソフトバンクグループ(SBG)、キオクシアの4銘柄で日経平均を 1300円あまり押し下げた。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は59.33ポイント (1.45%)安の4028.79だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反落し、 23.89ポイント(1.40%)安の1685.36で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で9兆5639億円、売買高は21億2015万 株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1070。値上がりは446、横ば いは42だった。
イビデンやTDK、フジクラが下げた。一方、良品計画やベイカレントは上 げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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