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本日の株式市況
イブニング・コメント
2日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、終値は前日比1889円70銭
(2.85%)安の6万4325円64銭だった。8月4日以来の安値水準となる。中東情勢の悪
化を受けた原油高と世界的な金利上昇で投資家のリスク回避姿勢が強まり、幅広い銘
柄に売りが広がった。日経平均の下げ幅は一時2000円に迫った。東証株価指数(TOP
IX)は10営業日ぶりに反落した。
米中央軍は1日、イランの革命防衛隊の拠点を狙った空爆を開始したと発表した。イ
ランも報復措置を講じているとされ、再び攻撃の応酬になることへの不安から原油高と
米長期金利の上昇が進み、同日の米株式市場では主要指数がそろって下落した。
東京時間に入っても原油高は収まらず、ニューヨーク原油先物は時間外取引で一時
1バレル92ドル台まで上げ幅を拡大した。7月下旬以来の高値となり、原油高によるイ
ンフレ加速や景気の下押し懸念から東京市場では幅広い銘柄が売られて、全面安の
展開となった。
ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、東エレクといった人工知能(AI)・半導体関
連が相場を押し下げたほか、フジクラや住友鉱、トヨタ、ホンダなどの下げも目立った。
東証33業種では全業種が下落し、5%以上下落した非鉄金属が下落率で首位だった。
2日はニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)が2会合連続の利上げを決めた。今
月は日米の金融政策を決める会合が予定されている。日銀の高田創審議委員は2日、
札幌市で開かれた金融経済懇談会で追加利上げを巡り「年2回ではなく機動的な対応
が必要になる」と発言。足元の原油高を通じたインフレ対応のために各国中銀が引き
締め的な金融政策を執る必要性が高まっているとの見方も株式の売りを促した。
国内債券市場で長期金利は約30年ぶりの水準となる3%の大台からさらに上昇する
動きを見せている。株式の相対的な割高感が意識される半面、金利上昇が業績拡大
につながりやすい三菱UFJなどメガバンク株は底堅く、上昇する場面もみられた。
TOPIXは10営業日ぶりに反落した。終値は前日比100.26ポイント(2.40%)安の
4081.60だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反落し、40.70ポイント(2.33%)
安の1702.90で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆344億円、売買高は24億1905万株だった。東
証プライムの値下がり銘柄数は1436と全体の9割強を占めた。値上がりは100、横ばい
は19だった。
リクルート、TDK、ファストリ、ファナックが下落した。一方、塩野義、第一三共、住友
ファーマ、キッコマンが上昇した。キオクシアは横ばいで終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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