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本日の株式市況
モーニング・コメント
6日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比617円
18銭(0.93%)安の6万5683円26銭だった。前日の米ハイテク株安や6日の韓国株
の下落を受け、このところ上昇基調を強めていた人工知能(AI)・半導体関連銘柄
への利益確定売りが優勢だった。日経平均の下げ幅は午前に1300円を超え、節
目の6万5000円を下回る場面があった。ただ、その後は海外短期筋などによる日
経平均先物への買いが目立ち、日経平均は徐々に下げ渋った。
5日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や主要な半
導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。7~9月期
の売上高見通しが市場予想を下回った半導体メモリーのサンディスクは時間外取
引で大幅安となり、東京市場でも半導体株の売りを促した。サンディスクとメモリー
を共同開発するキオクシアのほか、アドテスト、東エレク、ソフトバンクグループ(S
BG)の4銘柄の下落が日経平均を850円ほど押し下げた。
6日大引け後のソフトバンクグループ(SBG)の2026年4~6月期決算発表を見
極めたいとの雰囲気も様子見姿勢を強めた。T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
チーフ・ストラテジストは「SBG株が、6月上旬の上場来高値を付けた後の急落か
ら戻りを試す展開が続くのか見極めたい投資家も多い」と指摘した。
一方、バンナムHDや東レ、キッコマンなど好決算を発表した企業の大幅な上昇
も目立った。中東のホルムズ海峡の封鎖解除への期待から原油価格が下落して
おり、企業業績の改善につながるとの見方が食品や小売りなど内需関連株の買い
を誘った。AI半導体株についても、「ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)
の好決算をきっかけに急ピッチで上げてきたため今日はスピード調整となったが、
戻り基調は変わらない」(国内証券のストラテジスト)といった強気な声も根強かっ
た。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は9.68ポイント(0.24%)高の
4055.85だった。JPXプライム150指数は続伸し、5.18ポイント(0.31%)高の1697.43
で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で9兆6880億円、売買高は26億7117万株だった。
東証プライムの値上がり銘柄数は1130と全体の7割強を占めた。値下がりは401と
4分の1にとどまった。横ばいは25だった。
イビデンやフジクラ、TDKが下げた。一方、ファストリやオムロンは上げた。
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、終値は前日比464ドル02セント(0.85%)安の5万3885ドル
10セントだった。中東情勢への不透明感がくすぶり、原油相場が上昇したことが投資家心理の重荷となった。ダウ平均の高値更新が続いた後で主力株の一角
には利益確定売りも出た。ダウ平均は一時500ドルあまり下げた。
ホルムズ海峡の開放に向けた交渉を巡って、イランとオマーンの案はイランがホルムズ海峡を管理する仕組みを目指しているとされる。イランの国会議員が
作成した草案に米国とイスラエルの船舶の航行を認めない内容が含まれ、米国が拒否したとの報道もあった。
市場には「合意発表を待っているがまったく見通せない状況だ」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との声がある。イエメンの親イラン武装組
織フーシがサウジアラビア軍を攻撃したとも伝わる。米原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近9月物が4%あまり上昇する場
面があった。
ダウ平均は前日までの5日間で2700ドルあまり上昇していた。短期間に大きく上げた銘柄もあり、利益確定や持ち高調整の売りが出た。原油高を受けて米
長期金利が上昇したことも株式の相対的な割高感につながった。
ダウ平均ではセールスフォースの下げが目立った。5日に幹部人事の変更を公表し、経営体制への不透明感につながったとの見方があった。6日までに
2026年4~6月期決算を発表した顧客情報管理(CRM)のハブスポットなどのソフトウエア株が急落したことも重荷となった。
ボーイングやハネウェル・テクノロジーズ、ゴールドマン・サックスも下げた。社債発行を検討していると伝わったアルファベットも売られた。
ダウ平均は高く始まり、前日に付けた最高値(5万4349ドル)を上回る場面があった。個別ではウォルト・ディズニーやマイクロソフト、シェブロンが高かった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落した。終値は前日比15.087ポイント(0.05%)安の2万6348.352(速報値)だった。5日夕に26年4
~6月期決算とあわせて発表した7~9月期の売上高見通しが市場予想に届かなかった半導体メモリーのサンディスクが下げた。5日夕に四半期決算を発表
したウエスタンデジタルの下げも大きかった。
一方、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコムなど半導体株の一角が買われた。スペースXも反発した。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続落し、前日比13.59ポイント(0.17%)安の7709.96(速報値)で終えた。取引時間中には4日に付
けた最高値(7736)を上回る場面があった。
【日経QUICKニュース(NQN)】
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