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本日の株式市況
イブニング・コメント
16日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。終値は前週末比
134円15銭(0.30%)高の4万4902円27銭で、連日で最高値を更新した。取
引時間中には初めて一時4万5000円台に乗せた。15日の米株式市場でハ
イテク株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体など人工知能(AI)関連銘柄
が引き続き買いを集めた。東証株価指数(TOPIX)も連日で最高値を更新
した。
東京市場が祝日で休場だった15日の米市場で、ハイテク株比率が高い
ナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデル
フィア半導体株指数(SOX)が連日で最高値を更新した。米クラウド大手オ
ラクルが前週に発表した好決算をきっかけとしたAI需要の拡大期待が継
続し、アドテストや東エレク、ディスコなど値がさの半導体関連株の上昇が
日経平均を押し上げた。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員は
「世界的にAI関連銘柄の業績期待が高まっているうえ、米連邦準備理事
会(FRB)が緩和的な金融政策に転換すれば、株式の相対的な割高感が
和らぐとの見方も株式への資金流入を促した」と話す。世界的な株高が続
く中、一段と先高観を強めた海外短期筋による先物買いが日経平均の上
昇を主導した面もあった。
日経平均は午前、下落に転じる場面があった。取引時間中として初の4
万5000円台乗せで目先の達成感が出たほか、中長期運用を手掛ける国
内機関投資家などは高値警戒感から利益確定売りを出していたようだ。
TOPIXは4日続伸した。終値は7.87ポイント(0.25%)高の3168.36で、連
日で最高値を付けた。JPXプライム150指数も4日続伸。1.76ポイント
(0.13%)高の1365.89で終え、算出来の高値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で5兆481億円、売買高は19億8545万株
だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1078。値下がりは493、横ばい
は48だった。
TDKやスクリン、信越化が高い。トヨタやホンダ、デンソーが上昇した。村
田製やHOYA、三井物が買われた。一方、ファストリが安い。任天堂やバ
ンナムHDが下落した。日東電やテルモが売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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