本日の株式市況

イブニング・コメント

21日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比1198 円06銭(2.40%)安の4万8625円88銭だった。前日の米ハイテク株安を 引き継ぎ、東京市場でも人工知能(AI)や半導体関連株が軒並み売ら れた。午後は下げ幅を1300円あまりまで拡大する場面があったが、内 需関連の好業績銘柄などには消去法的な買いが入り、相場全体の地 合いを下支えした。
前日の米市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が下落した。 好決算を手掛かりに買いが先行した半導体大手エヌビディアが下げに 転じ、米株全体の地合いを冷やした。東京市場でもアドテストやソフトバ ンクグループ(SBG)といった値がさのAIや半導体関連株の急落が日 経平均を押し下げた。
下値では、根強い日本株の先高観から海外短期筋などが押し目買い を入れ、日経平均は下げ渋る場面もあった。SMBC信託銀行の山口 真弘投資調査部長は「決算発表後の出遅れ銘柄を拾う動きなどもみら れ、意外に底堅い印象はある」と話す。一方で「日中の対立が深刻化・ 長期化した場合は、日本株へのネガティブな影響は免れない」と指摘。 また、AIや半導体、訪日外国人といったテーマを失うと、日本株は年末 にかけて上値が重くなるともみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は1.84ポイント(0.06%)安 の3297.73だった。JPXプライム150指数も反落し、6.44ポイント(0.45%) 安の1429.78で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆9565億円、売買高は33億7217 万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は273。値上がりは1317、 横ばいは22だった。
フジクラやイビデン、ディスコが下げた。一方、ファストリや信越化、バ ンナムHDは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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