本日の株式市況

イブニング・コメント

14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日 比905円30銭(1.77%)安の5万0376円53銭だった。下げ幅は一時1000円 を超えた。前日の米ハイテク株安を受けて、半導体関連株を中心に利益確 定や持ち高調整の売りが優勢だった。アドテストとソフトバンクグループ(S BG)、東エレクの3銘柄で日経平均を約800円押し下げた。節目の5万円 付近では押し目買いが入ったほか、バリュー(割安)株や好決算銘柄を物 色する動きは支えとなった。
前日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数 が2%程度下げた。人工知能(AI)関連銘柄に売りが目立った。この流れを 受けて、東京市場でも半導体関連銘柄への売りが先行した。日経平均は 前日までの上昇で10月末につけた最高値(5万2411円)に接近していたこ ともあり、利益確定目的の売りが膨らんだ。
来週は米半導体大手エヌビディアの決算発表を控える。米政府機関の 閉鎖が解除され、遅れていた米経済指標の発表も徐々に再開する見込み だ。米経済指標がさえなければさらに株価を下押ししかねないため、見極 めたいとのムードが強まり株式の持ち高を落とす動きが広がった。
日経平均は下げ幅を縮小する場面もあった。節目の5万円付近まで下げ たところで、個人投資家による押し目買いが入った。不動産などのバリュー (割安)株に物色の対象を変える動きも続いた。市場では「日経平均の 日々の変動幅が大きくなるなかでも、海外投資家や中長期目線の投資家 らの日本株買い意欲はまだ強い」(国内証券のトレーダー)との声があった。
東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は21.91ポイント (0.65%)安の3359.81だった。JPXプライム150指数も5営業日ぶりに反落 した。
東証プライムの売買代金は概算で6兆6805億円、売買高は25億4462万 株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は939。値上がりは617、横ばい は57だった。
フジクラやイビデンが下落した。ファストリも下げた。一方、ニトリHDやTO PPAN、KDDIは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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