本日の株式市況

イブニング・コメント

30日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比594円21銭 (0.86%)高の7万0062円32銭だった。7万円台で終えるのは、3営業日ぶりと なる。29日の米ハイテク株高を受け、投資余力を高めた海外投機筋による株 価指数先物への断続的な買いが日経平均を押し上げた。東エレクやキオクシ アなどの人工知能(AI)・半導体関連銘柄の上昇が目立った。日経平均の上げ 幅は1100円を超える場面があった。
29日の米株式市場では、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が 2%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(S OX)は3%強上昇した。この流れを受け、東京市場ではフジクラやイビデンな どが買われた。
日経平均は寄り付き直後に上げ幅を1000円強に広げた後、急失速して200 円近くまで下落する場面があった。6月は半期末と四半期末が重なる月で、 きょうは月末の取引最終日にあたる。4~6月期に日本株相場は大きく上昇し ており、機関投資家などによるリバランス(資産配分の調整)目的の売り圧力 が強まったとの見方があった。
30日午前の東京外国為替市場で、円の対ドル相場は約39年半ぶりの安値 水準まで下げた。だが、政府・日銀による円買いの為替介入が意識され、トヨ タやSUBARUなどの輸出関連株を買う動きは限られた。
6月の日経平均は3732円(5.62%)高と3カ月連続で上昇した。マリン・ストラ テジーズの香川睦グローバルストラテジストは「AI・半導体銘柄への資金流入、 政府による総額370兆円超に及ぶ官民投資計画、インフレ経済の定着期待な どが相まって日経平均の上昇が続いた」との見方を示す。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は12.76ポイント(0.32%)高の 3994.76だった。JPXプライム150指数も続伸し、6.97ポイント(0.42%)高の 1667.35で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆8307億円、売買高は23億4571万株 だった。東証プライムの値上がり銘柄数は526。値下がりは1002、横ばいは31 だった。
村田製や太陽誘電などの電子部品株が買われ、信越化やキーエンスも上昇 した。一方、ファストリやニトリHDは売られ、中外薬や塩野義は下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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