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本日の株式市況
イブニング・コメント
年内最終売買日となる大納会を迎えた30日の東京株式市場で日経平均
株価は続落し、終値は前日比187円44銭(0.37%)安の5万0339円48銭だっ
た。今年は大きく相場が上昇してきたなか、前日の米株安を受けて利益確
定や持ち高整理の売りが優勢だった。下値の堅さを意識した買いも入り、
日経平均は上昇に転じる場面もあった。年末時点として初めて5万円の大
台で終えた。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均などが下落した流れで、東京
市場でも主力株の一角が売られた。値がさのソフトバンクグループ(SBG)
に売りがやや強まる局面では日経平均も下げ幅を300円あまりに広げた。
ニューヨーク銀先物の急落を発端にした貴金属価格の大幅安を受け、株
式にも売りが波及したとの見方もあった。米株式市場では鉱山関連の銘柄
が下落し、東京市場でも住友鉱や三菱マなど非鉄株の下げが目立った。
手掛かり難で持ち高を一方向に傾ける展開にはなりづらく、相場の下値
は限られた。5万円を保って推移するなかで昼過ぎにかけて株価指数先物
に打診的な買いがやや強まると、現物の日経平均も後場に入って小幅な
がら上昇する場面があった。値がさのファストリが上げたほか、海運や銀
行のなかでも出遅れ感のある地銀株などを買う動きもあった。
日経平均は25年年間では1万444円(26.1%)上昇し、3年連続の上昇と
なった。年間上昇幅は初めて1万円を超えた。
東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比17.55ポ
イント(0.51%)安の3408.97だった。年末時点の最高値となった。月間ベー
スでは9カ月連続で上昇した。2005年5月~06年1月の9カ月連続上昇に並
ぶ約20年ぶりの連騰記録となった。JPXプライム150指数は続落し、6.23ポ
イント(0.43%)安の1450.41で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7436億円、売買高は15億6798万
株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1194、値上がりは356、横ば
いは54だった。
アドテスト、フジクラ、リクルート、コナミGが下落した。一方、東エレク、イ
ビデン、ダイキン、富士通が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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