本日の株式市況

イブニング・コメント

2日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値 は前日比200円09銭(0.30%)安の6万6734円24銭だった。米国とイラン の戦闘終結に向けた協議が停滞するなか、幅広い銘柄に売りが先行し た。日経平均は1日に最高値を更新していたため利益確定売りも出や すく、下げ幅を1400円近くまで広げる場面もあった。一方、午後は相場 の底堅さを意識した海外投機筋による先物買いが優勢になり、大引け にかけて急速に下げ幅を縮小した。
中東情勢を巡っては、米国とイランの戦闘終結に向けた協議が停滞 しているとの見方が広がっている。ホルムズ海峡の開放には時間を要 し、原油相場の高止まりが長期化するとの見方が日本株の利益確定 売りを促した。景気敏感セクターとされる機械や自動車、商社株などの 下げが目立った。
後場の日経平均は下げ幅を急速に縮めた。米国では人工知能(AI) 開発のアンソロピックが上場申請を発表するなど、投資家のAI株への 投資意欲は根強いとみられる。国内債券市場での長期金利低下も支 えとなり、東京市場でもAI・半導体関連の一角が強含んだ。
キオクシアは後場に商いを伴って一段高となった。取引終了後に控え る投資家向けの説明会に先駆けて買いを入れる投資家が増えた。市 場では配当といった株主還元のほか、設備投資の拡充方針を示すこと などに期待する声があがっていた。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は前日比16.46ポイント (0.42%)安の3924.24だった。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反 落し、6.86ポイント(0.41%)安の1657.27で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で12兆5012億円、売買高は27億 4464万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1091と全体の7割 だった。値上がりは439、横ばいは33だった。
TDK、ファストリ、ファナック、信越化が下落した。一方、アドテスト、東 エレク、ソフトバンクグループ(SBG)、ソニーGが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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