本日の株式市況

イブニング・コメント

10日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比1028円79銭 (1.84%)高の5万6924円11銭で終えた。前日の米ハイテク株高を受け て値がさの半導体関連が上昇したほか、今期業績予想を上方修正した ファストリが相場をけん引した。上げ幅は一時1100円を超え、取引時間 中としては3月3日以来約1カ月ぶりに5万7000円台に乗せた。イスラ エルがレバノンと直接協議する方針を示し、米国とイランとの停戦が崩 壊するとの懸念が後退したことも株価を支えた。
前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が約1カ月ぶりの高値を 付け、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指 数(SOX)は最高値を連日で更新した。イスラエルのネタニヤフ首相が 9日、レバノンとの直接交渉を内閣に指示したと表明した。米国とイラン は和平交渉の初会合を11日にパキスタンで開く。日本時間10日午後の 取引では韓国や台湾などアジア主要国の株価指数は交渉進展への期 待から軒並み上昇し、日経平均の支援材料となった。
指数寄与度が高いファストリと東エレク、フジクラの3銘柄で日経平均 を950円あまり押し上げた。一方、原油の先高観から原材料や輸送費 の高騰による収益圧迫が懸念された陸運や食品などには売りが目 立った。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。終値は1.62ポイント (0.04%)安の3739.85だった。JPXプライム150指数は続落し、1.42ポイ ント(0.09%)安の1549.95で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆7378億円、売買高は24億3266 万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は469。値下がりは1050、 横ばいは58だった。
ファストリやキオクシアが上場来高値を更新した。ファナックやTDKも 高い。一方、任天堂は年初来安値を更新した。KDDIや中外薬が下げ た。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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