スマートフォンサービスでは一部機能をご利用いただけません。
本日の株式市況
モーニング・コメント
2日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比647円26銭
(0.94%)安の6万8309円46銭で終えた。1日までの2日間で3400円あまり上昇
した反動で、自動車や小売りなど割安(バリュー)銘柄などに戻り待ちや利益
確定目的の売りが出た。米国とイランの対立が長期化するとの懸念を背景に
原油先物価格が高値圏で推移したことも重荷となり、日経平均の下げ幅は一
時800円を超えた。
米国が中東地域に空母と最大1万人の部隊を追加派遣する予定だと米紙が
報じた。米国とイランの対立が米中間選挙後も続くとの懸念を背景に、日本時
間2日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の
期近物は1バレル93ドル台と前日清算値を上回る場面があり、投資家心理の
後退につながった。
日経平均は1日に1カ月半ぶりに節目の6万8000円台に乗せ、年末に向けて
6月下旬に付けた最高値を更新するとの見方もある。ただ、足元では材料不
足から当面の上値の重さを指摘する声もあった。日本時間2日夜には9月の
米雇用統計の発表を控える。堅調な米雇用環境が確認されれば、いったん後
退した米利上げ観測が再び強まるリスクも意識され、内容を見極めたいとする
雰囲気から午後は積極的な売買が控えられた。
一方、米メモリー大手マイクロン・テクノロジーの好決算を手掛かりにアドテス
トが上場来高値を更新。光ファイバーの需要拡大への期待からフジクラなど電
線株も堅調だった。半導体のウエートが高い台湾加権指数が2日連続で最高
値を更新したことも相場の支えとなった。野村アセットマネジメントの石黒英之
チーフ・ストラテジストは「日経平均は前日までの大幅高の反動が出た割には
底堅く、世界的なAIテック株を見直す動きの中で日本株の関連銘柄にも買い
が入っている」と指摘した。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は40.98ポイント
(0.99%)安の4091.00だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反落し、17.69
ポイント(1.02%)安の1723.46で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆2978億円、売買高は25億1171万株
だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1306。値上がりは215、横ばいは31
だった。
ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、ファストリが下げた。一方、ベイカレ
ントやイビデンは上げた。
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比250ドル40セント(0.49%)高の5万1176ドル96セントだった。同日
発表の9月の米雇用統計が米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測を強める内容ではなく、買いが優勢だった。米原油先物相場の下落も株式相場を支え
た。
2日朝の9月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比2万9000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(8万4000人増)を下回った。7月と
8月は下方修正された。失業率は4.2%と、市場予想(4.1%)より高かった。
市場では「年内の利上げ観測は根強いが、10月会合では利上げを見送るという見方が広がっている」(ダコタ・ウェルス・マネジメントのロバート・パブリック氏)と
の声が聞かれた。早期利上げ観測が一段と後退し、株式市場では買い安心感が広がった。
主要7カ国(G7)首脳は2日、オンライン協議で石油備蓄の協調放出を決定した。ディーゼル燃料(軽油)の価格高騰に対応する。短期的な需給の緩みが意識さ
れ、米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比1.9%安の1バレル91ドル台前半で取引を終えた。原油価格の下落も株式
市場の投資家心理の改善につながった。
半導体株や超大型テック株の買いも目立った。ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアが5月に付けた最高値を更新した。アルファベットやアマゾン・ドット・コム、
マイクロソフトも上昇した。市場では「金利が不安定ななかで、安定した売り上げ成長が期待できるハイテク株に注目が集まりやすい」(インタラクティブ・ブローカー
ズのスティーブ・ソスニック氏)との声が聞かれた。
ダウ平均の構成銘柄ではシスコシステムズやキャタピラー、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。ボーイングも高かった。主力小型機「737MAX」のソフトウ
エアの不具合を巡る調査で当局が安全性のリスクはないと判断したと伝わり、材料視された。
半面、ナイキの下げが目立った。前日に発表した2026年6~8月期決算で売上高が市場予想を下回った。27年5月期通期の見通しも市場予想に届かず、嫌気し
た売りが出た。IBMとアムジェンも下落した。
ダウ平均は週間で651ドル安となり、2週ぶりに下落した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。終値は前日比319.269ポイント(1.18%)高の2万7190.864(速報値)だった。9月22日に付けた最
高値(2万7244)を上回る場面があった。週間では0.5%高となり、3週連続で上昇した。
テスラは4.6%高で終えた。2日に発表した7~9月期の販売実績が市場予想を上回り、好感した買いが集まった。スペースXや人工知能(AI)インフラのネビウ
ス・グループ、半導体のブロードコムも買われた。
【日経QUICKニュース(NQN)】
口座開設すると投資情報ツールがご利用いただけます
-
株価ボード
(リアルタイム・自動更新)
-
アクティブチャートプロ
(多機能チャート)
-
投資レポート
-
外国株式情報
(米国株・香港株)
-
投資情報
(ニュース・ランキング)
-
会社四季報
-
投資情報
(マイページ・スクリーニング)
-
メール通知サービス
(株価・ニュース・新値更新等・投資信託)
-
約定連絡メール