本日の株式市況

イブニング・コメント

20日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前 日比642円13銭(1.12%)安の5万6825円70銭だった。中東の地政学リ スクの高まりによる前日の米株式相場の下落が日本株にも波及し、下 げ幅は一時700円を超えた。前日までの続伸で900円あまり上昇してい たなか、3連休を控えた週末とあって、利益確定や持ち高調整目的の 売りも重荷となった。一方、根強い政策期待を背景とした短期筋の押し 目買いは相場全体を下支えした。
核開発を巡る米国とイランの関係の緊迫化を受けて、投資家が運用 リスクを回避する動きを強めた。連休中に中東情勢が一段と悪化する リスクが警戒され、幅広い銘柄が売られた。東京証券取引所が発表し た投資部門別株式売買動向によると、海外投資家は2月第2週まで6 週連続で買い越し、この週の買い付け金額は過去最高となっていた。 海外投資家を中心に、これまでに積み上げた持ち高をいったん落とす 動きが出やすかった。
20日午後、高市早苗首相が衆院本会議で施政方針演説を開いた。 経済政策の具体的な言及や今後の進展に期待した買いが改めて入っ たとの見方があり、日経平均は大引けにかけて下げ渋る場面があった。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は43.61ポイント (1.13%)安の3808.48だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反落し、 16.06ポイント(1.01%)安の1572.36で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆1368億円、売買高は24億6834 万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1262。値上がりは296、 横ばいは39だった。
アドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリなど日 経平均への寄与度が高い銘柄が下落した。証券や銀行など金融セク ターへの売りも目立った。一方、中外薬や大塚HDなど医薬品のほか、 住友電など非鉄金属関連は上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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