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本日の株式市況
イブニング・コメント
23日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比307円00銭
(0.46%)高の6万6422円60銭だった。前日の米半導体株高の流れを引き継ぎ、人
工知能(AI)・半導体株を中心に買いが優勢だった。23日のアジア市場でハイテク
株比率の高い韓国株が上昇したことも追い風となり、リスク許容度が改善した海外
短期筋などの買いが加速した。日経平均の上げ幅は一時900円を超えたが、その
後は利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えた。
22日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導
体株指数(SOX)は前日比0.44%高と小幅ながら上昇した。米アンソロピックに出
資すると発表したアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などが買われた。半導体
株の比重が高い韓国総合株価指数(KOSPI)の上昇率は4%を超え、歩調を合わ
せて日経平均も強含む場面がみられた。
米国でAIインフラ需要の強さを意識させる材料が相次いだことも、日本のAI関連
株の買いを後押しした。米グーグル持ち株会社の米アルファベットは22日に2026
年12月期の設備投資額を上方修正し、27年12月期も「大幅に増やす」方針を示し
た。米オープンAIがデータセンター建設に数百億ドルを投じる計画とも伝わった。A
Iインフラ構築に不可欠な製品やサービスを提供する「AIツルハシ銘柄」が多いとさ
れる東京市場では、需要拡大を見込んだ買いが優勢になった。
日経平均は朝高後、伸び悩む展開だった。キオクシアが朝高後下げに転じるな
ど、一部のAI・半導体株には上値の重さが目立ち始めている。また、米国とイラン
の軍事衝突が一段と激化するとの警戒感から、22日にニューヨーク原油先物相場
は1カ月ぶりの高値を付けた。インフレ圧力の高まりを背景とした日銀の早期利上
げ観測から23日の国内長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感も意識されや
すかった。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は20.75ポイント(0.51%)高の
4053.88だった。JPXプライム150指数も3日続伸し、8.93ポイント(0.53%)高の
1691.82で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆5663億円、売買高は19億1353万株だった。
東証プライムの値上がり銘柄数は687。値下がりは826、横ばいは45だった。
アドテストやソフトバンクグループ(SBG)が高い。レーザーテクや村田製、住友
鉱が上昇した。三菱UFJは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。一方、ファ
ストリが安い。太陽誘電や住友不、三越伊勢丹が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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