本日の株式市況

イブニング・コメント

14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比792円07 銭(1.48%)高の5万4341円23銭だった。連日で最高値を更新した。衆議院の 解散観測が引き続き相場の追い風となった。高市早苗政権の政策期待から日 本株の先高観は強く、海外短期筋などの株価指数先物への買いが断続的に 入った。日経平均の上げ幅は一時900円を超えた。高値警戒感から利益確定 売りも出やすく、午後は伸び悩む場面が目立った。
高市氏が23日召集の通常国会冒頭での衆院解散を検討しているとの報道を きっかけに、日経平均は前日に大幅高となった。14日も同様の報道が相次い だ。内閣支持率が高い状態での衆院解散・総選挙となれば、自民党が議席数 を伸ばす公算は大きいとみられている。高市氏が掲げる政策が進めやすくな るとの見方が一段と強まり、政策の恩恵を受ける期待の強い人工知能(AI)・ 半導体や防衛、造船関連株などの上昇が目立った。
市場では「高市氏の政策で国内の景況感が改善し、企業業績も伸びていくと の見方から、日本株全体で循環物色が続いている」(三井住友トラスト・アセッ トマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト)との指摘があった。東証株価 指数(TOPIX)の33業種のうち29業種が上昇するなど、幅広い銘柄に買いが 波及した。
日経平均は前日までの2営業日で2400円ほど上昇していた。日経平均の25 日移動平均からの上方乖離(かいり)率は7%近く、「買われすぎ」の水準が意 識される5%を上回っている。節目の5万4000円を上回ったこともあり短期的な 過熱感を警戒した売りが出やすく、上値を抑えた。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は45.27ポイント(1.26%)高の 3644.16だった。連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数も3日続伸し、 20.67ポイント(1.35%)高の1548.01で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆1426億円、売買高は24億6968万株 だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1156。値下がりは395、横ばいは52 だった。
アドテストや東エレク、ディスコが上げた。ファストリやHOYA、信越化も上昇 した。一方、ソフトバンクグループ(SBG)とTDKは下げた。電通Gとリクルート も下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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