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本日の株式市況
イブニング・コメント
27日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比
608円03銭(1.23%)高の5万0167円10銭だった。終値ベースで5万円台
に乗せるのは17日以来。米利下げ観測を手掛かりに前日の米主要株
価指数がそろって上昇した流れを受け、日本株にも海外勢による買い
が優勢だった。このところ調整が目立っていた値がさの半導体関連株
などが見直し買いを集めたことも日経平均を押し上げ、上げ幅は一時
700円を上回った。
前日の米株式相場の上昇は、低調な米経済指標を受けて米連邦準
備理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まったことが背景で、海外短
期筋を中心に投資家心理が急速に上向いている。日本株の値動きの
良さに着目した海外短期筋が、日経平均先物に断続的な買いを入れ
たことが日経平均を押し上げた面も大きい。不動産や建設など内需関
連株の一角には、出遅れを意識した物色が続いた。
日経平均は上げ幅を縮小する場面もあった。5万円の大台を上回っ
た水準では個人投資家などによる達成感を意識した利益確定や戻り待
ちの売りが出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は13.07ポイント(0.39%)高
の3368.57だった。一時は13日の最高値(3381.72)を上回った。JPXプ
ライム150指数は続伸し、4.57ポイント(0.32%)高の1454.60で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9659億円と9月18日以来約2
カ月ぶりの低水準だった。27日は感謝祭の祝日で米国のすべての市
場が休場となるため、午後に入ってからは積極的な売買を手控える動
きが広がった。売買高は19億186万株。東証プライムの値上がり銘柄
数は969と全体の6割を占めた。値下がりは566、横ばいは68だった。
値がさのアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)が買わ
れた。TDKやイビデンも高い。パナHDの上昇も目立った。一方、中外
薬や第一三共など医薬品株が売られた。テルモやHOYAも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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