本日の株式市況

モーニング・コメント

22日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。終値は前日比236円69銭 (0.40%)高の5万9585円86銭となり、16日に付けた5万9518円を上回って最高値を更 新した。ソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、日経平均を押し上げた。トランプ 米大統領によるイランとの停戦延長表明なども一定の支えになった。日経平均は短期 的な過熱感から朝方は300円を超えて下落する場面もあったが、持ち直した。
ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストといった日経平均への寄与度が高い一部の 値がさ株に買いが集中。この2銘柄で日経平均を520円程度押し上げた。短期筋による 日経平均先物への買いが相場上昇を主導したとの見方があった。
東証プライム市場に目を移すと8割程度の銘柄が下落。高値警戒感が漂うなかで物 色には偏りがみられ、日経平均は一日を通して方向感に欠く展開だった。商社や輸出 関連、銀行株の下落が目立った。Hファンドインベストメントの居林通運用部門責任者 は「中東情勢が依然として不透明にもかかわらず、日経平均をみると市場は米国とイラ ンの戦闘終結を織り込んでしまっているようだ」と話した。
日経平均を東証株価指数(TOPIX)で割って算出する「NT倍率」は22日に15.91倍に 上昇し、QUICKで遡れる1976年以降で過去最高となった。同倍率は水準が切り上がる ほど日経平均が優位であることを示す。この日の東京市場では物色に広がりを欠くな かでTOPIXは続落し、前日比25.39ポイント(0.67%)安の3744.99で終えた。
JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反落し、前日比6.92ポイント(0.44%)安の 1575.76で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆9018億円、売買高は21億6963万株だった。東 証プライムの値上がり銘柄数は236にとどまった。値下がりは1302、横ばいは36だった。
キオクシアや住友電、村田製が上げた。一方、トヨタや信越化、コナミGは下げた。

22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比340ドル65セント(0.69%)高の4万 9490ドル03セントと2月26日以来の高値だった。米国とイランが停戦を延長し、戦闘終結に向けた協議が進むとの見方からハイテク株などに買いが入っ た。ダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。
トランプ米大統領は21日夕、自身のSNSでイランとの停戦を延長すると表明した。停戦は「協議が終了するまで」として具体的な期限を示さなかった。ト ランプ氏は3~5日間の停戦延長を想定していると米ニュースサイトのアクシオスが22日に報じた。
米紙ニューヨーク・ポストは22日、米国とイランの協議は早ければ24日に再開する可能性があると伝えた。市場では「米国とイランの戦闘が終結に向か うとの楽観が広がっている」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。
ダウ平均は伸び悩む場面があった。米国とイランは停戦を延長したものの、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いている。 22日の米原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物が1バレル92ドル台と前日に比べ3.7%上昇した。原油価格の高 止まりは投資家心理の重荷となった。
個別銘柄では、ボーイングが5.5%上昇した。22日朝発表の2026年1~3月期決算で売上高が市場予想を上回った。最終赤字も縮小し、好感した買い が入った。ダウ平均の構成銘柄ではないが、同日朝発表の四半期決算が堅調な内容だった発電機・関連機器のGEベルノバは13.7%高だった。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、アップルやアマゾン・ドット・コム、ユナイテッドヘルス・グループが上昇した。マイクロソフトとセールスフォースも 高かった。半面、スリーエム(3M)やナイキ、IBMが下落した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比397.603ポイント(1.63%)高の2万4657.567(速報値)と、17日 以来の最高値更新となった。マイクロン・テクノロジーやブロードコムといった半導体株が上昇した。アルファベットも高かった。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も3営業日ぶりに反発した。終値は前日比73.89ポイント(1.04%)高の7137.90と、3営業日ぶ りに最高値を更新した。
【日経QUICKニュース(NQN)】

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