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本日の株式市況
イブニング・コメント
16日の東京株式市場で日経平均株価は7営業日ぶりに反発した。終値は前
日比898円34銭(1.39%)高の6万5324円29銭だった。人工知能(AI)投資の持
続性を巡る懸念がいったん和らぐとの見方から、東エレクやアドテスト、ソフト
バンクグループ(SBG)といったAI・半導体関連株が買い戻された。幅広い銘
柄に押し目とみた買いも入り、日経平均の上げ幅は1300円に迫る場面があっ
た。
15日の米株式市場では信用不安で大きく下げていたAI向けクラウドサービ
スの米コアウィーブが反発した。出資する米エヌビディアのジェンスン・ファン最
高経営責任者(CEO)がコアウィーブの財務状況に楽観的な見方を示したこと
が買いを誘い、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日ぶりに
反発した。米ハイテク株の持ち直しを受け、16日の東京市場ではAI・半導体関
連銘柄を買い戻す動きが広がった。
16日は半導体株の比重が高い韓国総合株価指数(KOSPI)が一時4%高と
なるなどアジア各国・地域の株価指数も総じて堅調に推移し、日本株の支えと
なった。日経平均が前日に過去3番目の下落幅を記録していたため、東証プラ
イム市場の8割が上昇するなど幅広い銘柄に押し目買いが入りやすかった。
前日に決算を発表したベイカレントが制限値幅の上限(ストップ高)まで買われ
るなど個別銘柄の物色意欲も旺盛だった。
もっとも、日経平均は取引終了にかけてやや伸び悩んだ。来週から米国では
メタプラットフォームズなど大型テック企業の決算発表が本格化するため、投
資家の様子見姿勢は強い。市場では「コアウィーブの信用不安はAI投資の堅
調さを変えるものではなく、米ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)の
決算でAI需要の強さが再確認されれば、日経平均は上昇の勢いを強めるだろ
う」(中堅証券のストラテジスト)との声もあった。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は66.66ポイント
(1.67%)高の4066.00だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反発し、
29.64ポイント(1.76%)高の1710.08で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆6686億円、売買高は23億7905万株
だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1292で、値下がりは228、横ばいは
32だった。
キオクシアやコナミG、レーザーテクが上げた。一方、ファストリやフジクラ、良
品計画は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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