本日の株式市況

モーニング・コメント

13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比529円54銭(0.84%) 高の6万3272円11銭と、7日に付けた6万2833円を上回り最高値を更新した。終値で6 万3000円台に乗せるのは初めて。決算発表が本格化するなかで個別物色が強まり、 上げ幅は一時600円を超えた。東証株価指数(TOPIX)も最高値に接近した。
12日は米株式市場ではこれまで相場の上昇をけん引してきたハイテク・半導体株が 売られた。この流れを受け、東京市場でもアドテストや東エレクなど値がさの半導体関 連株に売りが先行した。しかし国内の主要企業の決算発表が佳境を迎えるなかで良好 な業績見通しを示した銘柄などには活発な買いが入り、相場は持ち直した。
市場では「足元までに発表された決算は市場が警戒していたほど悪くない」(国内証 券)との声が聞かれた。堅調な決算内容を好感した海外短期筋が株価指数先物に買い を入れ、日経平均は先物主導で騰勢を強めた。もっとも、「来週の米エヌビディアの決 算次第では、(最近まで相場をけん引してきた)半導体関連や人工知能(AI)に対する 風向きが変わる可能性がある」(国内証券)との見方もあった。
TOPIXは3日続伸した。終値は46.58ポイント(1.20%)高の3919.48だった。JPXプライ ム150指数は続伸し、19.22ポイント(1.19%)高の1637.96で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆4909億円、売買高は28億187万株だった。東 証プライムの値上がり銘柄数は927。値下がりは593、横ばいは52だった。
フジクラやトヨタ、イビデンが上昇した。一方、レーザーテクやTDK、塩野義が下げた。 清水建などの建設株も売られた。

13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比67ドル36セント(0.13%)安の4万9693 ドル20セントだった。同日発表の4月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を大幅に上回るなどインフレ懸念が相場の重荷となった。14日の米中首脳会 談の行方を見極めたい市場参加者が多く、下げ渋って終えた。
PPIは前月比で1.4%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.5%上昇)を大きく上回る伸びとなった。前年同月比では6.0%上昇した。イラ ン情勢の緊迫化でエネルギー価格が高騰し、輸送コストを押し上げた。
12日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)も前年同月比で3.8%上昇と高い伸びだった。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げに動くとの観測も 浮上しており、10年債利回りは一時4.50%と昨年6月以来の高水準を付けた。金利上昇が逆風になりやすい公益サービスや不動産、金融などへの売り が目立った。
ダウ平均は300ドルあまり下落した後、下げ幅を縮小した。トランプ米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が現地時間の14日に会談する。 トランプ氏は米東部時間12日夜にSNSに「習氏に市場開放をお願いする」などと投稿した。「なんらかの合意や取引が発表される可能性が意識された」 (シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声があった。
トランプ氏の訪中にはエヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)など多数の大手企業幹部が同行しており、中国事業拡大につながると の期待もあった。エヌビディアは6日続伸し、ダウ平均を下支えた。
ダウ平均の構成銘柄ではセールスフォースやホーム・デポ、シャーウィン・ウィリアムズ、IBMの下げが目立った。一方、スリーエム(3M)が上昇した。 12日に人工知能(AI)データセンターの次世代光接続技術を推進する企業連合に参画すると発表したことなどが買い材料視された可能性がある。ジョン ソン・エンド・ジョンソン(J&J)とシスコシステムズも買われた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。終値は前日比314.141ポイント(1.20%)高の2万6402.344(速報値)で終え、2日ぶりに過去 最高値を更新した。アルファベットやテスラ、メタプラットフォームズが買われた。
AI投資拡大の恩恵を受けるとされる半導体関連株の一角も物色された。12日に利益確定売りで下げていた半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーな どに買いが入り、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も反発した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も反発し、前日比43.29ポ イント(0.58%)高の7444.25と2日ぶりに最高値を更新した。
【日経QUICKニュース(NQN)】

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