本日の株式市況

イブニング・コメント

17日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比50円76銭 (0.09%)安の5万3700円39銭で終えた。中東情勢の先行き不透明感から 日本時間17日午後に米原油先物相場が再び騰勢を強めた。原油高を受 けて米株価指数先物が下げ幅を拡大し、日本株にも売り圧力が強まった。 下げ幅は一時200円を超えた。16日の米株式相場の上昇などを背景に、 日経平均は前日比で上昇する時間帯も長かった。
アドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)など指数寄与度が高 い銘柄が午後に下げ幅を拡大した。ニューヨーク原油先物相場は日本時 間17日午前は95ドル近辺で推移していたが、中東紛争の長期化懸念への 警戒から午後に98ドル台まで上げ幅を広げた。流動性の高い「Eミニ・S& P500先物」など米株価指数先物が原油高を受けて下げ幅を広げ、日本株 にも売りが波及した。
米ゴールドマン・サックスが足元の急ピッチな原油価格の高騰が多くの石 油製品価格の上昇につながり、燃料価格の上昇などの影響を完全に免れ ることができる業界や地域はないとの見方をレポートで示し、世界的な景 気悪化への懸念が高まった。
午前の日経平均は上昇し、上げ幅を600円強に広げる場面があった。16 日の米株式市場で主要3指数が上昇したのが支えとなった。日経平均は 前日までの3日で1300円あまり下落していたため、押し目買いも入りやす かった。海運や商社株のほか、食品など内需株に買いが優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反発した。終値は16.34ポイント (0.45%)高の3627.07だった。JPXプライム150指数も4日ぶりに反発し、 6.98ポイント(0.46%)高の1518.99で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆1302億円、売買高は21億5363万 株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は524。値上がりは1007、横ば いは60だった。
フジクラや住友電、レーザーテクが下げた。一方、ファストリや中外薬、T DKは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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