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本日の株式市況
イブニング・コメント
3日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落した。終値は前日比111円16銭
(0.17%)安の6万4214円48銭と、8月4日以来およそ1カ月ぶりの安値水準となっ
た。金利の先高観が根強く、株式に相対的な割高感を警戒した売りが優勢だった。
もっとも、前日の米株高を受けて調整していた日本株には自律反発を狙った買い
も入り、日経平均は上昇する場面もあった。
世界的に金利の上昇圧力がかかるなか、国内では日銀は利上げペースを速め
るとの見方が広がっている。3日の国内債券市場では長期金利が低下したものの、
日銀が断続的に利上げすれば長期金利の水準は一段と切り上がるとの見方が多
い。米国とイランの対立が再び先鋭化し、原油高を通じたインフレ圧力への懸念も
くすぶり、金利高が景気や企業業績の下振れにつながるとの見方が株価の重荷と
なった。
日経平均は下げ幅を500円あまりに広げ、取引時間中としては約1カ月ぶりに節
目の6万4000円を割り込む場面があった。ハイテク株比率の高い韓国総合株価指
数(KOSPI)や台湾加権指数が下落に転じると、人工知能(AI)・半導体関連株に
売りが増えて日経平均も連れ安した。だが、売りの勢いは鈍くKOSPIが上げに転
じたのにつれ、日経平均も次第に下げ幅を縮めた。
フィリップ・キャピタル証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッドは「金利上昇
局面でとくに投資妙味が下がりやすいAI・半導体株をこれまでのような勢いで買う
地合いではなくなっている。午後に下げが加速した局面では大口の投資家がリス
ク資産を圧縮する目的で売りを出したとの観測が出ていた」と話す。
朝方は日経平均が一時400円近く上昇した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総
裁は2日、米CNBCのインタビューで「インフレ期待は落ち着いている」などと語り、
早期の米利上げに慎重だとの観測が広がった。米金利の騰勢が一服し、2日の米
株式市場で主要な株価指数が上昇。2日は東京市場で日経平均が1900円近く下
げて全面安の様相を呈していたため、米株高を受けて商社や銀行などバリュー
(割安)と位置づけられる銘柄を中心に自律反発を狙った買いが目立った。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は20.44ポイント(0.50%)高の4102.04
だった。JPXプライム150指数も反発し、9.56ポイント(0.56%)高の1712.46で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆5770億円、売買高は21億8832万株だった。
東証プライムの値下がり銘柄数は685で、値上がりは805、横ばいは65だった。
ファストリや良品計画が安い。アドテストやイビデン、フジクラも下落した。一方、
ソフトバンクグループ(SBG)やニトリHDが高い。レーザーテクのほか、三菱商や
三菱UFJも上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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