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本日の株式市況
イブニング・コメント
16日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。大引けは前日比87円00銭
(0.13%)高の6万9404円50銭と、連日で最高値を更新した。取引時間中には初めて7
万円台に乗せる場面があった。日銀は16日まで開いた金融政策決定会合で、追加利
上げと国債買い入れ減額の2027年4月からの停止を決めた。想定通りの無難な内容
だったとの受け止めから買い安心感が広がり、結果発表後に海外短期筋などによる投
機的な先物買いが主導して日経平均は7万円台に乗せ、上げ幅は700円超に達した。
ただその後は目標達成感から売りが優勢になり、急速に伸び悩んで終えた。
15日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指
数(SOX)も5%あまり上昇して最高値を更新した。前日の米ハイテク株の上昇を受け
てアドテストなど値がさの人工知能(AI)・半導体関連銘柄の一角が連日で買いを集め
た。キオクシアは連日で上場来高値を更新した。
米国とイランの双方が戦闘終結に向けた覚書に署名したが、既に前日の日経平均は
戦闘終結の合意は織り込んで急伸していたとあって、物色の広がりは欠いた。前日に
急伸した東エレクやソフトバンクグループ(SBG)には利益確定目的の売りが出たほか、
トヨタやソニーGなども軟調だった。東証プライムの値上がり銘柄数は約3割の449にと
どまり、値下がりは約7割の1079に達した。横ばいは36だった。日本時間16日の取引で
主要なハイテク株で構成される米ナスダック100指数先物など米株価指数先物は売り
が優勢となったことも、日本株の上値を重くした。
マリン・ストラテジーズの香川睦グローバルストラテジストは「日米ともにデータセン
ターへの投資拡大を背景にメモリーや光製品、半導体製造装置などの関連銘柄には
先高観は強い」と指摘した。ただ、米国とイランの覚書の内容を詳細に見極めたいとの
雰囲気も根強く、「日経平均は足元で急ピッチで上昇していたこともあり、いったんは調
整するリスクもある」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は8.46ポイント(0.21%)安の
3991.14だった。JPXプライム150指数も3営業日ぶりに反落し、4.43ポイント(0.26%)安
の1667.71で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で11兆9079億円、売買高は22億8101万株だった。
フジクラやファストリ、村田製が上げた。一方、TDKやディスコは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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