外国株式
海外ETF一覧
海外ETFとは、海外の証券取引所に上場している投資信託のことです。
多くのETFは、特定の指数や価格指標等に連動するように設計されています。
例えば「特定のセクターに魅力を感じているが、個別の銘柄選びは難しい」「検討している投資先の個別銘柄を購入して、分散投資すると金額が大きくなりすぎる」などとお悩みの場合、それらの代表指数に連動するETFを活用すれば、比較的少額の資金でも、実質的に分散投資を行うことが可能です。
以下に、ETFと外国株式や投資信託の一般的な特性を比較した表と当社取扱いの海外ETFの主要な銘柄を示しています。
特性をご理解の上、お客さまの資産運用にお役立てください。
外国株式 (外国委託取引の場合) |
海外ETF (外国委託取引の場合) |
投資信託 (一般的なもの) |
|
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証券取引所への上場 | あり | あり | なし |
分散投資 | 分散投資には複数銘柄を購入するための資金が必要 |
比較的少額の資金で 分散投資可能 |
比較的少額の資金で 分散投資可能 |
購入価格 |
市場価格 (市場取引で変動) |
市場価格 (市場取引で変動) |
基準価格 (1日に1つ) |
注文方法 | 指値・成行きが可能 | 指値・成行きが可能 | 基準価格がわからない状況で購入・換金の申し込みを行う |
購入手数料 |
現地委託手数料と 国内取次手数料 |
現地委託手数料と 国内取次手数料 |
投資信託毎に異なる |
信託報酬 | なし |
一般的な投資信託 より低い |
一般的にETFの信託報酬より高い |
【2024年3月29日時点】
ETFのリスク
ETFに対する投資には、主に下記のリスクを伴います。
価格変動リスク |
元本および分配金等が保証されている商品ではありません。 ETFが連動を目指す指数等の変動により損失を生じるおそれがあります。またETFの価格の変動や発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部状況の変化により、投資元本を割込むことがあります。 |
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流動性リスク | 取引価格は市場の需給関係等によって変動することがあります。 |
市場価格の乖離リスク |
ETFの取引は、株価指数等と基準価額の水準等を参考になされるものですが、その市場価格は需給状況によって変動するため、基準価額等と市場価格の値動きが一致しない場合があります。 また、パッシブ運用型ETFにおいては、その対象となる株価指数等の値動きと、ETFの一口あたりの純資産額である基準価額の値動きが一致するように運用される商品ですが、配当落ちや分配金の希薄化・濃縮化、有価証券の組入れコスト等の要因により株価指数等と基準価格の値動きが一致しない場合があります。 |
為替リスク その他のリスク |
外国ETFへの投資にあたっては為替変動リスクやカントリーリスクがあります。それぞれの状況悪化等により投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。 |
連続増配で選ぶ
株への投資を行いながら、配当というインカムゲインに期待する好配当株への投資は、安定志向の運用戦略とも言えます。NYダウ工業株30種銘柄から、配当の高い10銘柄を選んで投資する「Dogs
of the
Dow」などの戦略も古くから知られます。また米国には日本にはまず見られない、連続増配が半世紀を超える銘柄など、配当面で高い魅力を誇る銘柄もあります。
以下は、米国の当社情報提供銘柄の中から、連続増配を長期に亘り続けている銘柄を並べたものです。銘柄探しの切り口のひとつとして、ご活用ください。
- 配当利回りは年率換算(一株あたりの年間配当額合計(実績)を更新日時点における株価で除した値)です。
- 株式分割、株式併合等が行われた場合は、調整後の値を用いています。
- 税金等は原則として考慮していませんので、実際に投資された場合の配当利回りとは異なります。
時価総額で選ぶ
企業の経済的企業価値を判断するうえでの代表的な指標が「株式時価総額」です。
株式時価総額は、「株価×発行株式数」であらわされます。
株式時価総額が大きい会社は、一般的には企業買収のリスクが低くなることや会社経営が安定するなどのメリットがあります。
株式時価総額が大きければ安心というわけではありませんが、規模のメリットで安定感が増すと考えられます。