用語解説

持ち合い株解消（もちあいかぶかいしょう）

企業が互いに保有し合っている株式を売却し、持ち合い状態を解消すること。日本企業の株式持ち合いは、戦後、取引関係の強化や安定株主づくりなどを目的に広がったが、1990年代に入り株価下落や閉鎖性などが指摘され、解消が加速した。2000年代後半に一時的に持ち合いが盛り返したが、現在は再び解消の動きが進んでいる。