ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。特に、年金基金など大きな資産を超長期で運用する機関投資家を中心に、企業経営のサステナビリティを評価するという概念が普及し、気候変動などを念頭においた長期的なリスクマネジメントや、企業の新たな収益創出の機会(オポチュニティ)を評価するベンチマークとして、国連持続可能な開発目標(SDGs)と合わせて注目されています。
日本においても、投資にESGの視点を組み入れることなどを原則として掲げる国連責任投資原則(PRI)に、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2015年に署名したことを受け、ESG投資が広がっています。
SDGsに代表される持続可能でよりよい世界を目指す目標は、ビジネスの根幹に関わるものへと変貌しつつあり、2030年までに新たに約12兆米ドルの事業機会が創出されると見られております。ここでは関連するテーマのー例をご紹介します。
持続可能な発展を続けるために、化石燃料の利用を減らすことは急務です。再生可能エネルギーの活用とともに効率的な発電システムの開発や電気エネルギーをためておく仕組みも重要です。
2050年には世界人口は100億人に達する見込で、世界は食料増産の必要に迫られています。特に不足が懸念されるのがタンパク質。植物由来の加工肉の普及など、大きな変化が予想されています。
地球温暖化の問題は深刻で輸送機器の動力源は化石燃料から電気へと変わっていくでしょう。また、過密化する都市輸送では、大深度地下や空等の利用も進むかもしれません。
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当社の取組みのご紹介
当社はMUFGとモルガン・スタンレーとのジョイントベンチャーである強みを活かし、先行する欧米市場に関する情報や知見を蓄えるとともに、MUFGのESG債発行体としてのノウハウを活かし、グリーンボンドなどの組成・引受を積極的に進めて参りました。
引き続き、発行体の環境社会課題に関連する事業の資金調達の支援と投資家の皆様へのESG投資の機会提供が、持続可能な企業価値の向上に資する市場の育成に寄与すると考え、ESG投資活性化への取組みを強化して参ります。
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