三菱UFJ証券ホールディングスが発行する ETNのご案内
スマートESG30シリーズの投資家保有残高に応じた寄付の取組み概要
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、様々なESG課題の解消に向けた取組みを支援していきたいという想いから、スマートESG30シリーズETNの投資家保有残高に応じて、ESG課題の解消に向けた取組みを行う団体への寄付を毎年行っています。
対象銘柄名 <銘柄コード> |
スマートESG30女性活躍(ネットリターン)ETN<2070> スマートESG30総合(ネットリターン)ETN<2071> スマートESG30低カーボンリスク(ネットリターン)ETN<2073> |
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寄付金額総額 (予定) |
上記3銘柄について、初回は2022年8月1日から2023年3月31日まで、以降は当該年度の4月1日から3月31日までの投資家平均保有残高の合計額の約0.03%。 |
寄付日 (予定) |
初回は2023年5月。以降、毎年度5月に寄付予定。 |
寄付先団体 | 女性が活躍できる社会の推進、脱炭素社会への移行の推進、その他各種ESG課題の解消に向けた取組みを行う団体。 |
実績の報告 |
寄付完了後、速やかに当社ニュースリリースにて、それぞれの寄付先団体に対する寄付金額を公表する。 https://www.sc.mufg.jp/company/news/news_release/ |
2024年度の寄付について
2024年度はプラン・インターナショナル・ジャパンに675,956円、JUON NETWORKおよびブリッジフォースマイルにそれぞれ675,955円、合計2,027,866円を寄付しました*。スマートESG30シリーズETNの投資家保有残高に応じた寄付は、2023年度より実施しており、累計の寄付額は約446万円となります。
- * 寄付先は毎年度当社が決定します。寄付は当社が単独で行うため、投資家による負担はありません。寄付額とスマートESG30シリーズETNの価格やパフォーマンスに連動性はありません。従いまして、お取引きをなされる場合は有価証券届出書等の内容をご確認のうえお客さまご自身で判断下さい。
2024年度の寄付先の概要は次の通りです。
国際NGOプラン・インターナショナル
ミッションやビジョン、活動内容について
プラン・インターナショナルは、世界75ヵ国以上で活動を展開する国際NGOです。子どもの権利が守られ、女の子が差別されない公正な社会を実現することを目標に活動しています。
教育、子どもの成長、性と生殖に関する健康と権利、生計向上、子どもの参加、子どもの保護、緊急支援の7つの活動分野に注力しながら活動を展開しています。
カールズ・プロジェクト*
- * 2024年6月~は、プラン・グローバルサポーターに変更
「女の子だから」という理由で差別や偏見を受け、有害な行為の犠牲となる女の子たちを守る活動。同時に、女の子たちが社会にポジティブな変化をもたらす主体となるためのサポートをします。
2023年度のプロジェクト事例:
「早すぎる結婚の防止」(ベトナム)
少数民族の間で早すぎる結婚(児童婚)をする割合が高く、学校を中途退学し、収入を得る機会を失うことにつながっています。コミュニティにおける早すぎる結婚の防止に関する意識啓発活動を1万5,047人に実施、若者を対象とした農業技術等のトレーニングを1,040人に実施しました。
「先住民族の女の子の収入向上」(グアテマラ)
経済格差の大きいグアテマラでは、農村部に住む先住民族の若者、特に女性が仕事に就ける機会が非常に限られています。若者への起業や小規模農業改善のためのトレーニングを500人に実施、農産物出荷センター1棟の運営開始と1棟の建設を行いました。
ガールズ・プロジェクトのこの他のラインアップ例:
「暴力の被害にあった女の子を守る」(インド)、「女の子の衛生改善」(ラオス)、「ジェンダー平等推進のための教育」(ネパール)、「女の子のための居場所・相談」(日本)
寄付金の利用先について
本寄付金は、ガールズ・プロジェクト*の各種活動の資金に活用させていただきます。
- * 2024年6月~は、プラン・グローバルサポーターに変更
団体紹介
国際NGOプラン・インターナショナル
(公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン)
https://www.plan-international.jp/
1983年設立 (2011年内閣府より公益財団法人の認可取得)
主な事業
- 地域開発・緊急復興支援事業
- 国際相互理解促進事業
- 啓発事業
JUON NETWORK
ミッションやビジョン、活動内容について
JUON NETWORKは、都市と農山漁村が支え合うネットワークを、森林などをめぐる体験・交流・応援の活動によってひろげ、持続可能な社会を創造することを目的としています。
「森林の楽校」(もりのがっこう)
日本の森林や林業、あるいは山村の現状を知らせ、森林を守ることの大切さを知ってもらうために、「森林の楽校」を全国各地で開催しています。2023年度は、全国の17ヶ所で、32回開催し、学生や若者を中心に、地元の方も含み697名が参加しました。森林の楽校では、間伐・枝打ち・下草刈りなどの森づくり活動を行い、併せて農山村の地元の方たちとも交流し、その現状を実感します。
「樹恩割り箸」
間伐と国産材利用の大切さを伝えるため、「間伐材・国産材製『樹恩割り箸』」(全国4ヶ所の障害者施設で年間1,047万膳を製造、全国60以上の大学生協食堂などで利用)の普及促進に取り組んでいます。
「田畑の楽校」(はたけのがっこう)
自然を愛する人や農業をやってみたい人の力で畑を守り、食卓に美味しい産品を届けてくれる農家の方々を応援するきっかけとして、 援農体験プログラム「田畑の楽校」を開催。現在、全国4ヶ所(山梨・ぶどう、長野・りんご、三重・みかん、和歌山・棚田)での実施となっています。
寄付金の利用先について
本寄付金は、「森林の楽校」の運営資金に活用させていただきます。
団体紹介
認定特定非営利活動法人JUON NETWORK
設立年月日:1998年4月27日(法人化:1999年11月25日)
主な事業
- 都市と農山漁村の交流、森林・田畑の保全(森林の楽校、田畑の楽校)
- ボランティア人材育成(エコサーバ-検定、里山・森林ボランティア入門講座)
- 国産品・地産地消の推進(間伐材・国産材製「樹恩割り箸」)
ブリッジフォースマイル
ミッションやビジョン、活動内容について
ブリッジフォースマイルは、「親を頼れないすべての子どもが笑顔で暮らせる社会へ」を目指し、子どもたちの巣立ちを支援し、未来へ向かう意欲をサポートする活動を行っています。
児童養護施設や里親家庭などで生活する子どもたちの多くは、18歳で社会に巣立ちます。しかし、経済的なサポート、アドバイス、励ましを与える“実家”というセーフティネットがない「安心の格差」、虐待などの経験から自分の将来に希望が持ちにくい「希望の格差」という、2つの格差を抱えています。私たちは、子どもたちがこうした格差を乗り越えるためのさまざまな支援を行っています。
「一人暮らし準備セミナー 巣立ちプロジェクト」
巣立ち支援として様々なプログラムを実施していますが、その代表例として、18歳で施設や里親家庭から巣立つ高校3年生を対象とした「巣立ちプロジェクト」があります。2023年度は、首都圏、佐賀、熊本、北海道で開催し、254名の高校生が参加しました。一人暮らしに必要な知識、スキルに加え、初対面の人と関係を築くことを学び、巣立ち後につながる仲間づくりの場にもなっています。
「トドクン」「居場所事業」「奨学金支援プログラム」
子どもたちが必要とする家具、家電などの生活必需品を寄付によって集め、希望にあわせてマッチングする「トドクン」(2023年度の仲介商品769点)、巣立った子どもたちが気軽に立ち寄り仲間と交流できる居場所を運営する「居場所事業」(2023年度の来場者のべ2,156人)、返済の必要のない給付型奨学金とボランティアによるメンター制度で金銭面と精神面で子どもたちを支援する「奨学金支援プログラム」(2023年度の奨学生31人)など子どもたちの課題やニーズにあわせて多様なプログラムを運営しています。
寄付金の利用先について
本寄付金は、巣立ち支援に関わる活動全般を支援する資金に活用させていただきます。
団体紹介
認定特定非営利活動法人 ブリッジフォースマイル
設立年月日:2005年6月8日
主な事業
- 巣立ち支援(一人暮らし準備セミナー、生活必需品の寄付仲介、居場所運営、奨学金支援プログラム、仕事体験、個別支援など)
- 伴走者の育成(ボランティア向けのスキルアップ研修、児童養護施設職員・里親向けセミナーの開催など)
- 広報・啓発活動(広報・啓発のための情報発信やイベントの開催、調査研究など)