三菱UFJモルガン・スタンレー証券

グローバル基準のクオリティを
有する案件執行力

三菱UFJモルガン・スタンレー証券においては、
Morgan Stanleyとの
多様な協働により、
当社ならではの案件執行力を
発揮しています。
ここでは具体的な案件や
チームのあり方に関して、
メンバーの声を通して
紹介します。

  • topic 1 案件から知る IPO 本邦スタートアップの
    グローバル
    オファリングによる
    新規株式公開

  • topic 2 案件から知る 不動産 国内再生可能
    エネルギー分野において
    最大規模の
    プラットフォームの買収

  • topic 3 チームのあり方から知る M&A 2チーム
    総勢100名以上の
    プロ人材が織りなす
    案件推進の
    総合力

  • topic 1
  • IPO
  • 本邦スタートアップの
    グローバルオファリングによる新規株式公開
  • Outline
  • Point

Outline

本邦スタートアップにおける大型のグローバルIPO案件。当社がジョイント・グローバル・コーディネーターとして、スタートアップ、および当該産業セクターに係る豊富な知見をはじめ、投資家マーケティングや上場時のオファリングプロセスに係る知見、上場審査上の論点解決に向けた手厚いサポート力などを最大限に発揮すべく、各部関係者がシームレスに協働したことで本IPOを実現した。

Point

  • 本邦スタートアップの発掘、国内外のスタートアップ支援の知見スタートアップ・アクセラレーション部
  • 国内外の豊富な実績に基づくセクターへの深い理解テレコム・メディア・テクノロジー・グループ
  • 新規株式公開の準備から上場実現まで支援公開引受部
  • 投資家とのリレーションシップ、オファリングプロセスへの知見エクイティ・キャピタル・マーケット部

それぞれのエキスパティーズを結集した
協働により案件成功へ

Interview

H.T(VP)E.K(ED)
  • H.T(VP)
  • E.K(ED)

この案件の主な関係セクションそれぞれの役割は?

お客さまがサービスローンチして間もないころからスタートアップ・アクセラレーション部がコンタクト、信頼関係の構築を図り、IPOに向けた案件執行においてはテレコム・メディア・テクノロジー・グループやエクイティ・キャピタル・マーケット部と協働して投資家マーケティングをリードしつつ、上場準備・東証審査対応を公開引受部がリードしました。具体的には下記のような形になります。

スタートアップ・アクセラレーション部 テレコム・メディア・テクノロジー・グループ 公開引受部 エクイティ・キャピタル・マーケット部スタートアップ・アクセラレーション部 テレコム・メディア・テクノロジー・グループ 公開引受部 エクイティ・キャピタル・マーケット部

成果をあげられた要因として、
どのような「協働」があったのか、教えてください。

日本での上場事例や類似企業のいない新しいビジネスを展開するスタートアップの上場を実現するためには、国内外のあらゆる先進的な事例に関する経験・ノウハウが不可欠であり、4部署それぞれのエキスパティーズを結集しシームレスに協働したことが案件成功の要因だと考えています。具体的には、海外の先進的なスタートアップのベンチマークを研究し、バリュエーションロジックの構築、マーケティングマテリアルの準備、投資家訴求力のある事業計画の策定に落とし込むこと、将来の成長ポテンシャルを評価に織り込み長期保有することを期待できる海外の優良投資家の呼び込むこと、高成長を維持しながら社内ガバナンス体制の構築をサポートし東証の審査プロセスをクリアすること、などが部署間の連携により実現した本件のハイライトと言えると思います。
このように、あらゆる困難を乗り越えるためのフルラインナップサービスを提供できることが、大型IPOを志向されるスタートアップから指名を受け続けている理由なのではないかと考えています。

「協働」の面白さや、
大切にしてることは?

MUFG×Morgan Stanleyのグループ内に存在する経験・知見・リソースをフル活用し、道を切り拓きながら難易度の高い案件を執行していくことは、知的好奇心を満たしつつ自分の成長を実感でき、とてもエキサイティングな環境だと感じています。
また、我々が案件を通して実現した本邦初の取り組み(開示手法や投資家とのコミュニケーションの取り方)が日本のIPO市場における新たなスタンダードとなり、後続のスタートアップが模倣していく様子を見ると、日本の資本市場・IPO市場そのものに貢献した充実感を抱くことができます。
そうしたエポックメイキングな案件を実現するために、各部が持つエキスパティーズとそれぞれの立場をリスペクトしながら、各部の知見・考えを持ち寄って健全に議論を戦わせ、相反する論点を乗り越えて最適解を共に探ろうとする姿勢を大切にしています。

これを読んでくれた
学生の皆さんへ
当チームからひとこと

前例のない困難を乗り越え、道を拓くことにこそ、我々の付加価値があるのだと思います。与えられた仕事を100%のクオリティで返して満足するのではなく、貪欲な知的好奇心で社内の知見を貪り尽くし、グループのリソースを使い倒して、オーナーシップを持って新しい取り組みについて手を挙げてやってみようとする意志のあるバンカーと一緒に働きたいと思います。
資本市場・IPO市場に新たな前例を打ち立てたい方、日本のスタートアップシーンをより一層盛り立てていきたい方、是非お会いできることを楽しみにしています。

  • topic 2
  • 不動産
  • 国内再生可能エネルギー分野において
    最大規模のプラットフォームの買収
  • Outline
  • Point

Outline

国内再生可能エネルギー分野において過去最大規模のプラットフォーム取得案件。当社が単独ファイナンシャル・アドバイザーとして、再生可能エネルギー分野における豊富な知見と、卓越した案件執行能力を活かして、国内最大規模の再生可能エネルギー事業の買収をサポートした。

Point

  • Real assetsが絡むM&Aに係る知見、実績、実行力不動産投資銀行第二部
  • クロスボーダー取引に係る圧倒的な知見、交渉戦略M&Aアドバイザリー第一部
  • お客さまとの強固な関係性、業界知見ジェネラル・インダストリーズ・グループ

それぞれの強みを活かしつつOne Teamで推進

Interview

この案件の主な関係セクションそれぞれの役割は?

本案件全体の取り纏めや契約交渉をM&Aアドバイザリー第一部が実施、その中で陸上風力に注力するA社の窓口となりながら、案件全体のデュー・ディリジェンスなどを不動産投資銀行第二部が行い、A社とコンソーシアムを形成するB社と向き合うのがジェネラル・インダストリーズ・グループという役割を基本としつつ、全体の知見を融合して案件を推進していきました。具体的には下記のような形になります。

不動産投資銀行第二部 M&Aアドバイザリー第一部 ジェネラル・インダストリーズ・グループ不動産投資銀行第二部 M&Aアドバイザリー第一部 ジェネラル・インダストリーズ・グループ

案件成功の要因として、
どのような「協働」があったのか、教えてください。

本邦最大規模の再生可能エネルギープラットフォームのM&A案件であり、特に価格面、買収後の役割分担などの調整に相応の労力を要しました。外資系ファンドやファイナンシャル・アドバイザーとのタフな条件交渉、50案件以上の個別再生可能エネルギー発電事業に関する詳細なデュー・ディリジェンス、バリュエーションの実施、買収後の運営体制を見据えた戦略策定など、無数にある各種論点を限られた時間軸で詰めていく作業は、協働なくして完遂はできなかったと思います。具体的には、不動産投資銀行第二部の再生可能エネルギー・インフラストラクチャー領域におけるM&Aに係る圧倒的な実績・知見、M&Aアドバイザリー第一部のクロスボーダー取引に係る圧倒的な知見や交渉戦略、ジェネラル・インダストリーズ・グループのエネルギー・ユーティリティ領域におけるキープレイヤーとの強固な関係性並びに業界知見やきめ細やかなお客さま対応力といった、それぞれが有する強みを最大限に生かしつつOne teamで案件に取り組んだ結果だと思います。

「協働」の面白さや、
大切にしてることは?

ディールで投資家を募る際、なかなかリストアップされないような海外のプレイヤーにアプローチができるのはMorgan Stanleyとの協働があってこそで、一気にディールの幅が広がります。普段関わらないようなプレイヤーの考えを知るのは面白く、彼らと対面し、交渉をしてディールを作り上げていく経験は非常に刺激的です。
また、協働するうえで常に大切なのは、「Teamへの貢献」です。常にWhat can I do for you/teamの精神で、自ら貢献できる分野で最大限の貢献を行うこと。多様かつ優秀なタレントがそろっていることは当然であり、案件運営上はいかに一体となって案件推進できるかが成否を分ける大きな要因だと考えています。

これを読んでくれた
学生の皆さんへ
当チームからひとこと

私たち自身、マーケット知識、お客さまに対する知識、法務・会計・税務の専門知識、グローバル共通知識など、日々勉強を積み重ねて知識を蓄え続けています。それは、投資銀行本部では複雑な論点が多く、取り巻く環境も目まぐるしく変わっていくので、常に自分自身をアップデートすることが重要だからです。また、投資銀行本部はチームで動くことが多いため、人との関わりを大切にしながら働くことが求められます。チームワークを大切にできてコミュニケーション力があって、知的好奇心旺盛でチャレンジ精神のある人に向いていますし、そんな人と良いチームを作って一緒に働きたいと思っています。みなさんの挑戦を楽しみに待っています。

  • topic 3
  • M&A
  • 2チーム総勢100名以上の
    プロ人材が織りなす案件推進の総合力

Interview

M&Aアドバイザリー・グループの
体制について、教えてください。

M&Aアドバイザリー・グループには、M&Aアドバイザリー第一部・第二部という2つのチームがあります。
MUFGとMorgan Stanleyのジョイント・ベンチャーとして当社が発足した当初は、第一部が主に大規模、大企業取引を担当し、第二部は機動力を活かして、中小規模も含めて幅広くカバーする、という成り立ちでした。しかし、その後十数年を経て、M&Aアドバイザリーにおけるトップファームとして最適な体制を追求した結果、案件規模・顧客セグメントにかかわらず、案件属性やメンバーの稼働状況に応じ、都度最適なチームアップ(含む第一部・第二部混成チーム)を行う方針のもと、運営されています。
なお、M&Aアドバイザリー・グループ全体で約100人のプロフェッショナルが在籍しており、そのバックグラウンドも多種多様です。新卒採用、他の証券会社や事業会社からの中途採用などさまざまなメンバーが活躍しています。

100人の多様なメンバーの
「協働」が生み出す価値とは?

私たちは、大型のクロスボーダーM&Aの案件から、国内ではブルーチップ企業のみならず比較的アーリーステージの会社の資金調達支援などにも取り組んでいます。必ずしも規模に囚われずに多様な案件と向き合うなかで培われた経験の幅が、他社との差別化や当社の対応力の広さにつながり、またそれが新しい案件機会にもつながっていく、というように好循環が生まれていると感じています。

ジョイント・ベンチャーならではの
「協働」の強みや、
他社との違いとは?

バルジブラケットと呼ばれる欧米の投資銀行は、大規模取引のみにフォーカスしています。その流れを汲み、日本における外資系投資銀行も一般的には体制が比較的コンパクトで非常にフォーカスした業務運営を行っています。そのため、多様な案件に取り組んでいくことや継続的に案件に向き合っていくことは難しいというのが実際だと思います。
そのような中で当社は、MUFGとMorgan Stanleyのジョイント・ベンチャーとして、中小規模も含めてユニークな性質を内包する多様な案件に継続して取り組み続けています。そのような多様性、継続性を有することで、経験の幅と深さがもたらされ、より高いソリューション提供力につながっている、そのことが他社にない強みであり、特徴だと思います。
また、日系証券会社との大きな違いは、圧倒的なグローバル・ネットワークを有していること。当社は、Morgan Stanleyのグローバルプラットフォームと連携しているので、各業界動向、資本市場動向、投資家動向などについての情報が常にグローバルかつシームレスに共有され、それが付加価値の提供につながっています。

これを読んでくれた学生の皆さんへ
当チームからひとこと

資産や利益から企業価値を測るバリュエーションや、企業を多角的に分析するデュー・ディリジェンスなど、M&A執行における多くの業務には、たった一つの正解というものはありません。企業価値の向上を目指すお客さまに寄り添いながら、ロジックを積み重ね、仮説を立て、多様なメンバーと議論をしながら、一つの最適解を生み出していかなければなりません。プロフェッショナルとして高いレベルで知識や経験、コミュニケーションスキルや熱意が求められるシビアな世界とも言えます。でもだからといって、生き馬の目を抜く競争世界だと過度に身構えなくても大丈夫です。新入社員をしっかり育て、チーム一丸となって成果を上げるカルチャーが根づいていますし、多様な知見を養うためのキャリアチャレンジ制度による成長機会も豊富に用意されています。
加えて、アナリストの頃から、大きな裁量を与えられ、日本を代表する上場企業、それも経営の中枢を担う方々や、弁護士、会計士、税理士といった専門家とM&Aのプロフェッショナルとして向き合い、常に自分を磨き高めていくことができるのが当社です。
未知の世界に挑戦するなかで自分を成長させたいと思う方におすすめしたいと思います。