社員紹介

スタートアップの成長のために、
多様な投資銀行プロダクトをご提案。
そのプロセスにある確かなやりがい。

三井 希Nozomi Mitsui

投資銀行本部
スタートアップ・アクセラレーション室
2021年入社

  • スタートアップ支援
  • ライフイベントと両立
  • 国内外の豊富なネットワーク
  • アルムナイ採用

CAREER

2015

モルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレーMUFG証券)へ入社し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)へ出向。

投資銀行本部ジェネラル・インダストリーズ・グループ配属。金融、テクノロジー、不動産などのセクターを担当。M&Aや資金調達などを通じて、担当企業の課題解決に取り組んだ。

2018

大手総合商社に転職。

前職で企業の経営判断、意思決定に興味を持ったことから、外部からの提案ではなく、主体的にM&A等に取り組む場を求めた。M&A等の社内アドバイザー的役割を担った。

2019

リチウムイオン電池の開発製造を行うスタートアップに転職。

友人に誘われてスタートアップに転職。証券会社、総合商社で培った知見を活かし、スタートアップにとって事業成長のカギを握る、資金調達のメンバーとして活躍。

2021

MUMSS 入社。

2019年、MUMSSに新たにスタートアップ・アクセラレーション室が発足。その取り組みに魅力を感じて入社。現在に至る。スタートアップの新規開拓、案件ソーシング等を担当。

THEME 01転職理由と転職先に
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
(MUMSS)
を選んだワケ

スタートアップの成長を支援する魅力。
入社直後、産休を経て職場復帰。

MUMSSは、元々上場企業をはじめとした大企業を中心とした顧客を中心にサポートをしていたと思います。私が新卒で入社した、ジェネラル・インダストリーズ・グループも同様でした。そうした中、スタートアップの成長を支援するスタートアップ・アクセラレーション室(以下略、SAT)が立ち上がったこと自体に興味を持ちました。立ち上げ当時の2019年は、私自身がスタートアップに在籍していたこともあり、SATの取り組みはMUMSSのみならず、日本経済の成長に資するものと感じていました。そんな折、かつての同僚から誘われたことをきっかけに、入社を決めました。スタートアップでの経験が活かせること、スタートアップの成長支援に大きなやりがいがあると感じたからです。
ただ、当時私は妊娠中。若干の不安がありましたが、上司から「産休を経て職場復帰すればいい」という言葉をいただき、入社の2ヶ月後から出産、産休を経て、2022年に職場復帰しました。個人の事情やライフイベントに対して柔軟に対応する風土であることを改めて実感しました。

THEME 02入社後の仕事内容とやりがい

案件獲得に向けた「バリュエーション」と
「エクイティストーリー」の構築。
前例のない大型資金調達案件のディールを実現。

入社以来、幅広いスタートアップの新規開拓や案件ソーシング、IPO(新規株式公開)プロジェクト及びM&Aプロジェクトなど、スタートアップの株式上場に向けて成長を支援する役割を担っています。まずは、事業や業界の成長性、提供するサービスの市場優位性や独自性、市場規模の大きさ、トップの熱意や想いなど、多面的な角度からスタートアップを評価しアプローチを開始します。案件獲得に向けては、同業他社との競合するケースも少なくありません。そこでカギを握るのが「バリュエーション」と「エクイティストーリー」。資金調達やIPOプロセスでの株価決定のベースとなるロジックを作るバリュエーション(企業価値評価)においては、会社の事業計画や過去のトラックレコード、市場環境、社内の国内外のチームや機関投資家のビューなどを総合的に勘案しながら、適正な企業価値(フェアバリュー)を追求していきます。また、資金調達に際して、投資家に会社の強みや魅力、特徴、成長戦略などをわかりやく説明するためのストーリーがエクイティストーリーです。バリュエーションのロジックを支える説得力のある質の高いエクイティストーリーを構築することは、案件獲得に向けても実際の案件成功に向けても重要な取り組みになります。
アーリーステージでのスタートアップでの資金調達案件は強く印象に残っています。前例のない大型資金調達案件であり、創業して浅く実績もない。判断は難しいものがありましたが、クライアントの社長の熱意とビジネスのコンセプトだけを頼りにアドバイザーとして就任。結果として前例のないディールを実現することができたこと、スタートアップの成長支援の手応えを感じたことに、大きなやりがいを実感しました。

THEME 03働く環境・風土としてのMUMSS

プロフェッショナル意識の高い
メンバーとともに、チーム一丸となって
プロジェクトを
成功させる。

MUMSSは、どの部署、どのチームにおいても優秀な人材やその道の第一人者が揃っており、プロフェッショナル意識の高い社員が多い点は魅力の一つだと思います。また、MUFGグループやモルガン・スタンレーを含む海外チームと密接に連携する環境が整っており、オリジネーション(案件発掘)、エグゼキューション(案件執行)いずれにおいても、国内外の豊富なネットワークを活用することができることも大きな魅力です。かつて事業法人に在籍していた時、海外の生の情報を得ることは、現地に駐在事務所があったとしても難易度が高いことを実感していました。そういった点においても、グローバルなネットワークを有していることは、クライアントの力になることができる環境だと感じています。
私はかつてもMUMSSに在籍していましたから、チーム内外含め、顔見知りのメンバーも多く、MUFG/モルガン・スタンレーグループを含め、その雰囲気は理解していました。特筆できるのはチームの一体感です。コミュニケーションが活発であり、メンバーが連携・協働してプロジェクトを成功させていくというマインドの人が多く、働きやすさを実感しています。また優しく、紳士的な人が多いことも当社の風土を形成していると感じます。
功させていくというマインドの人が多く、働きやすさを実感しています。また優しく、紳士的な人が多いことも当社の風土を形成していると感じます。

THEME 04今後の目標、挑戦したいこと

自分の手で「IPO」を実現することが目標。
子育てと仕事の両立。
女性社員のロールモデルに。

私たちが目指すのは、将来性のあるスタートアップを見出し、資金調達をはじめとした事業成長に向けたサポートを継続して、最終的にIPO、すなわち株式上場を実現することです。職場復帰以来、SATでも数件のIPOを実現していますが、自分の手でIPOを実現するのが当面の目標です。一般にIPOには3年以上の時間が必要とされます。IPOが具体化してくると、案件執行の専門チームと協働し「東証審査」などのフェーズに入り、実績や成長性のみならず、ガバナンスなどの内部統制などを整備していくことになります。そして、実際に株式上場の日を迎えた時、この仕事のやりがい、醍醐味を実感すると思います。その日に向けて、クライアントと密なコミュケーションをとって、着実に成長のサポートをしていきたいと思っています。
また、入社後に出産した子どもは1歳半になりました。フレックスタイム制を有効活用してワークライフバランスを実践しています。SAT内だけでなく、投資銀行本部内でも、ワーキングマザーは少なく、後に続く女性社員にも類似の事例が増えていけばとも思っています。