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対談

対談 インストラクター × 新入社員

インストラクター 松尾 茉依 MAI MATSUO

インストラクター 松尾 茉依 MAI MATSUO

営業部
外国語学部卒 2014年入社
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新入社員 矢口 仁美 HITOMI YAGUCHI

新入社員 矢口 仁美 HITOMI YAGUCHI

営業部
教育人間科学部 2019年入社

当社には新入社員育成の一環としてインストラクター制度があります。先輩社員が新入社員の育成担当者となり、社会人としての心構えやビジネスマナー、日常の業務支援等、さまざまな指導を施すことで、社会人としての成長を支援します。新入社員として配属された矢口と、同じ支店に所属し矢口のインストラクターに任命された入社6年目の松尾が 1年間を振り返りました。

1本の受電に1つの学びがある

インストラクター
  • 松尾

    矢口さんが入社時研修を終えて配属されたのは7月でしたね。すごくしっかりした新人だなという第一印象でしたが、「営業を究めたい」という言葉が特に印象的でした。

  • 矢口

    ありがとうございます。私は、学生時代にダンスホールで受付のアルバイトをしていましたが、仕事や子育てに一区切りを付けたご夫婦がたくさん社交ダンスを楽しまれていました。受付の私にも気軽に声をかけてくださるので、色々な話を楽しみましたが、資産運用について悩まれている方が多いことに驚きました。そのことがきっかけで、その悩みを解決できるのは証券会社しかないと志望したんです。「究める」は言葉が立派すぎますが、皆さんのお役に立つ仕事がしたいという気持ちでした。

  • 松尾

    矢口さんがいつも大切にしている「お客さまのために」は、そこが原点なんだね。とてもいいことだと思う。ずっとその気持ちを持ち続けてほしいな。

  • 矢口

    松尾さんの第一印象は、堂々としていて、自分の考えをしっかり持っている人だなというものでした。最初に面談してくださった際に、「自分の考えをしっかり伝えることがお客さまからの信頼獲得につながる」と仰っていました。常にお客さまの立場で物事を考え、ニーズに応えることが大切ですが、金融資産などの情報は信頼がなければ開示いただけません。お客さまのご資産をお守りするために早く知識と自信を付けて、お客さまから信頼いただける営業員になりたいと思いました。

  • 松尾

    支店に着任後は、お客さまからの問い合わせ対応や電話の取次ぎ、商談の際に使用する資料作成など、アシスタントとしての業務を行いながら、私や他の営業員のお客さま先へ同行することで実際の営業活動を勉強することが主な仕事になりました。実際にやってみてどうだった?

新人
  • 矢口

    お客さまからのお問い合わせは、株価、マーケットの動きに対する今後の見通し、国内株式をはじめとする有価証券の売買注文の受付など、さまざまな質問に対応できる知識が必要なため、はじめは電話を取ることが不安でたまりませんでした。

  • 松尾

    そうだね。電話を取ることに苦手意識があったね。

  • 矢口

    電話に出ることで、知識や経験が身につくことはわかっているのですが、お客さまにご迷惑をおかけするのではないかと不安で受話器に手が伸びないのです。

  • 松尾

    誰でもはじめは、お客さまのお問い合わせに何でもスムーズにお答えするのは難しい。矢口さんは「お客さまのために」という気持ちが人一倍強いので、必要以上にお客さまに迷惑がかかると気にしたのでしょうね。

  • 矢口

    はい。でも、1本の電話で一歩成長できると教わり、今は誰よりも積極的に受電ができるようになっています。わからない時には先輩や上司に聞くことで、今では自身で対応できることも増えました。先日は、以前お問い合わせをいただいたお客さまから、私を指名する電話をいただきました。応対に対し信頼いただけたようでとても嬉しかったです。

  • 松尾

    昨年までは、新入社員の主な業務は新規開拓営業が中心でしたので、「受電」よりも「架電」が中心でした。アシスタント業務は、お客さまからのさまざまなニーズやご要望に対応するための実践的で幅広い知識を学ぶことができるので、着任後すぐに営業活動を開始するよりも、早く一人前になれるOJT内容だと思います。

矢口さん(新人)の一日の流れ

5:30 起床

新聞・TVニュースから情報収集

8:10 出社

支店全体でのラジオ体操から1日がスタート

8:20 会議

支店全体の会議後、課単位の会議を実施し、
1日のスケジュールを確認

9:00 新聞解説

部の先輩が日替わりで新聞解説を担当してくれる。マーケットの流れをしっかり勉強

新聞解説
9:30 アシスタント業務

日次レポートをチェックし、お客さまからの問い合わせに準備
先輩の担当する顧客向けに資料を準備

アシスタント業務
11:30 昼食

同期と一緒にランチを楽しむ

12:30 資料準備

同行先のお客さま向けに資料を準備

13:30 移動

先輩の担当する顧客に同行
車中で訪問の目的や提案のポイントを
ヒアリング

移動
14:30 顧客訪問

お客さまとのリレーション構築方法や提案方法を学ぶ重要な機会
自身が考えるマーケット見通しを
披露する機会もある

顧客訪問
15:30 移動

車中で次回の提案に向けたアクションプランや
フィードバックをいただける
先輩に気軽に相談できる重要な時間にもなっている

16:30 帰社

お客さまとの商談内容を記録し、観点を先輩にチェックいただく
1日の振り返りを入力し、インストラクターへ報告

帰社
17:10 退社

友人と飲みに行くこともあるが、試験前は自宅へ直帰

18:00 帰宅

試験前は2-3時間勉強に充てることも

先輩社員との顧客訪問はすべてが学びの機会

先輩社員との顧客訪問はすべてが学びの機会
  • 松尾

    先輩社員のお客さま先に一緒に同行することも多いけれど、行ってみてどう?

  • 矢口

    とても勉強になります。お客さまへの商品提案はもちろんですが、会話の糸口の見つけ方など、その場に同席したからこそ得られる知識が多く、とてもありがたい機会です。顧客訪問にはそれぞれ目的があり、お客さまとの関係構築やニーズヒアリングのために訪問をすることもあります。お客さまのパートナーとして接する本当の意味を理解できているように思います。また、先輩だけでなく部長などの上席と同行させていただく機会もあり、組織外交の必要性についても理解できました。訪問前には訪問の目的を整理し、訪問後には今後の対応方針についてフィードバックいただけるため、すべてが学びですし、これからしっかりと活かしていかなければならないと気が引き締まる思いです。

  • 松尾

    そうだね。お客さま先への訪問は、多角的な視点や考え方を早期から学ぶことができるとても良い機会だと思います。上司を含め多くの先輩社員と同行することで、十人十色の営業スタイルを学ぶことができるし、今後は運用のアドバイスだけでなく、資産承継や相続などMUFGの総合金融サービスを活かした幅広い案内の機会を経験してもらおうと思っています。私もインストラクターとして、矢口さんがなるべく多くの経験ができるように配慮していきます。

いよいよ独り立ちのとき

いよいよ独り立ちのとき
  • 松尾

    いよいよ1月からは営業活動がスタートするね。自信はある?

  • 矢口

    これまで多くのお客さま先に同行させていただいたので、お客さまと対峙するイメージはできています。ようやく担当者としてお客さまと接することができる喜びがある反面、知識や経験が少ない分、もちろん不安もあります。

  • いよいよ独り立ちのとき
  • 松尾

    初めての経験は誰にとっても不安だと思う。主担当者としてお客さまに接するわけだから、責任の重さが違うよね。恐怖心を煽るわけではないけれど、頭で理解していることと表現できることにはどうしても乖離が生まれる。矢口さんが同行先で見た先輩社員の対応をすぐに実践できるわけではない。

  • 矢口

    そうですよね。すぐに「現実はそんなに甘くない」と実感すると思います。

  • 松尾

    だからといって落ち込む必要はないよ。失敗を恐れずに挑戦して、うまくできたときもできなかったときも、それをしっかり振り返って学びを積み重ねていけばいい。仕事はひとりでするものではなく、常にチームのバックアップがあるし、これからも私が矢口さんをサポートするから、安心してね。

  • 矢口

    ありがとうございます。本当に心強いです。資産運用のアドバイスだけでなく、お客さまの今後の資産形成やライフプランに合わせた幅広いアドバイスができる営業員になりたいと思っています。お客さまひとりひとりのニーズにしっかり応えるためには、まずはしっかり勉強をしなければいけないですね。

  • 松尾

    確かに、日々勉強だね。でも、その点に関してはまったく心配していないです。矢口さんは地道にコツコツと努力ができる人だから。なにより「お客さまのために」という強い気持ちが矢口さんを成長させてくれると思うよ。これからも一緒に頑張ろう!

  • 矢口

    ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。