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DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)

募集要項
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対談

キャリア座談会

  • RYOKO SAKAMOTO 坂元 涼子

    本店法人営業部 部長代理

    2008年 経済学部卒

  • YUUYA OOKI 大木 祐弥

    CPG-W

    (Corporate Planning Group-West) Officer

    MUFG Union Bank出向中

    2017年 総合文化政策学部卒

  • TAKUMI TAYA 田谷 匠

    福岡支店法人営業部 課長代理

    2016年 商学部卒

スキルアップとワークライフバランス。一見すると両立が困難なイメージを持たれがちな言葉だが、当社にはその2つを一人ひとりの社員が享受できる制度が敷かれている。変化の著しい証券ビジネスの舞台で輝きを増しながら、自分が思う道を突き進み続けている社員3人が、これまでとこれからのキャリアについて、ひとりは東京から、ひとりは海外派遣先から、ひとりは九州から、その想いを新しい働き方の一つであるオンライン形式で語り合った。

多様な制度を活用して築くキャリア。

キャリア座談会の様子 キャリア座談会の様子
  • 田谷

    私は福岡支店法人営業部に配属してから、三菱UFJ銀行と協業で行っている、将来の大企業担当の養成を目的とした『銀証協働「Associateプログラム」』を受講しました。入社以来の希望だった、事業法人部や投資銀行本部などの業務に携わることができたので、自分の憧れのキャリアに一歩近付く貴重な経験を積めたと思います。

  • 大木

    私は社内の公募制度である「MUFG Union Bank 派遣プログラム」に挑戦して、現在トレーニーとしてロサンゼルスに出向しています。当社にはさまざまな制度があることを知っていましたが、『銀証協働「Associateプログラム」』というのがあるのは初めて聞きました。

  • 田谷

    私も同期とキャリアについて話す中で教えてもらったのがきっかけだったので、まだまだ認知度は低いのかなと思っています。なので、今は後輩社員の相談を受けた時には「こんな制度があるよ」って教えるようにしていますね。

  • 坂元

    私は入社以来セールスをずっと担ってきていたのですが、今後のキャリアアップを見据えて、プロダクトサイドの経験も積んで、一人で完結できるセールスになることを目指し、現在はジョブチャレンジに応募している最中ですね。それにしても、その年次で2人ともすごいですね。この会社に10年以上従事していますけど、どちらのプログラムもトライするにはハードルが高い印象を持っていますが、実際はどうでしょうか。

キャリア座談会の様子
  • 大木

    私も入社当初はそう思っていて、確かに相応の準備も必要なのですが、何より大切なのは「なぜ挑戦したいのか」「どんなキャリアビジョンを持っているのか」という、スキル面よりもマインド面を重視されていたと思います。私自身トップクラスの成績を常に維持できていた訳ではなかったものの、この制度を通じて達成したい目標や、目の前の仕事に誠実に取り組む姿勢、英語力を上げようと努力している部分を見てくださったのかなと。なので、少しでも挑戦してみたいという気持ちが芽生えたら、迷わず挑戦するべきだなと今も実感しています。

  • 田谷

    その年次で海外へチャレンジする姿勢を持っているのはすごいですね。でも、私も「キャリアビジョンに何を見据えているのか」が重視されていたなと思います。応募にあたっては、プログラムを受講したことのある先輩が社内にいたので、当時の資料を見せてもらい、どんなことをやるのか聞いて、直接的なアドバイスをもらっていましたね。直属の課長からは、応募用紙に自分の想いを書くために何度も添削していただき、実際に課題を一緒に考えてもらうこともあり、周りからのサポートが手厚かったので、挑戦する意思があれば自然と支えてもらえますね。

  • 坂元

    確かにそうですよね。私も後輩の女性社員から相談を受けますけど、やはり大木さんや田谷さんのような若手の社員が多いです。ただ、女性の場合だと「年次的にもっと仕事を頑張りたい、だけど結婚も子育てもしたい」という時期かと思うんですよ。だから、将来のキャリア像を持っていて、そのためにどういった制度を活用すると良いのかという質問をよく受けるので、産休・育休制度はもちろんのこと、『銀証協働「Associateプログラム」』や『MUFG Union Bank 派遣プログラム』を受けるにあたって必要なことなど、お二人の話を通じて自分の中で伝えられる量が増えました。

成長を支えるワークライフバランスの変化。

キャリア座談会の様子 キャリア座談会の様子
  • 坂元

    働き方が男女問わず変わってきているのを、ここ数年で強く感じていますよ。もともと『リフレッシュ休暇』の取得はマストなのですが、それに加えて有給を取得しやすい雰囲気が出てきており、産休・育休を経て復帰しているロールモデルの方も増えてきました。私自身、妊娠中に産前産後研修を受けて、同い年の妊婦さんとネットワークを作ることができたり、保育園の空き情報の確認方法やシッターさんを雇う方法を知ったりと、社内制度が整ってきているのを体感しましたね。職場復帰した時も復帰後研修というのを受けて、仕事と家庭の両立方法などをディスカッションすることもできたので、ライフイベントに関する制度をすべて活用させていただきましたよ。

  • 田谷

    そうなんですね。証券会社は激務なイメージがありがちですけど、確かに逆に休まないのはNGみたいな雰囲気があり、ライフイベントに関する制度は周りも積極的に活用している印象があります。同期の男性社員が育休を取得しているのを見ていますし、私自身も取得したいなと思っています。私の所属する部署では、チームでお客さまに向き合おうという考えがあり、例えば急遽休みを取らなければならない時には、誰かが必ずサポートに入れるようになっており、チームで業務が完結できる体制が整っています。このような体制を取ることができるよう、自分の担当だけでなくほかの社員が担当しているお客さまにも顔を覚えてもらうなど、担当者が休みになってもお客さまにわかっていただけるような関係性になることを意識するようになりました。

キャリア座談会の様子
  • 大木

    女性だけではなくて、男性も育休を取ることを推進されていますよね。もともと私は池袋支店にいたのですが、そこでも男性社員が何人か取得していましたし、周りも取得しようという空気があったので、働きやすさの向上は全社的に取り組んでいる印象です。ほかの休暇についても、入社当時は不安を持っていましたが、年に1回の5日連続休暇をいただける『リフレッシュ休暇』や、それ以外にも様々な休暇制度があり、それを本当に取ることができるなんて思ってもいませんでした。

  • 田谷

    自分の都合に合わせてスポット的に休暇を取ることもできますよね。今は新型コロナウイルスにより難しいですが、以前はそのタイミングで海外旅行が恒例だったくらい。休暇前になってくるとスタミナが切れてくるけど、休暇後はまたフルで走ることができるので、メリハリが付きますよね。

  • 坂元

    そうですよね。もちろん周囲との協力は必須ですけど、各種休暇制度を利用できることで、働きやすくて仕事にも全力で打ち込めるなと本当に思います。私は結婚して産休・育休をそれぞれ1回ずつ取得して計10カ月近くのお休みをいただいた経験もあるので、そういったライフイベントはもちろん、ほかの休暇で家族の時間がしっかり確保できるのは、母親としてもすごく助かっています。また、その際にほかに経験された方にどうしたら良いのか質問したり、復帰時にいろいろな人に業務の相談をしたりと、多くの方に頼らせていただいたので本当に感謝しております。

キャリア形成を多様化させる会社の変革。

キャリア座談会の様子
  • 田谷

    やはり会社の変化を大きく感じたのは、収益目標の撤廃ではないでしょうか。過度な目標が立てられていない分、お客さまに向き合ってニーズをきちんと引き出した上で、精査した提案ができているかなと。お客さま起点で仕事ができるようになりましたので、そこは非常にポジティブな変化だと思いますね。

  • 坂元

    私もそう思います。10年ほど法人の金融公共セクターで働いていて、もともと年間の目標を達成できていれば、というスタンスだったのですが、会社自体が収益目標の撤廃を大々的に発表したのを受けて、知らないうちに抱えていたプレッッシャーから解き放たれた感があります。あと、昨今だとお客さまとの面談もこの座談会のようなかたちでWebを活用するようになったので、時間の管理がしやすくなってきましたよね。私は子どもの迎えがあるので、この仕事環境のおかげで働きやすいと感じた場面はいくつもありました。

  • 田谷

    収益への固執がなくなった分、若手社員がチャレンジや自己研鑽に時間を費やせるようになったというのはありますよね。

キャリア座談会の様子
  • 大木

    まさに僕がそうですよ。この年次で『MUFG Union Bank 派遣プログラム』にチャレンジできたのもそうですし、自分が行きたいと意思表明した時は、周りが積極的にサポートしてくれました。数字が上がっていないから…、新規顧客の獲得が上手くいっていないから…、というような言葉は一切無かったですし、それを理由にあきらめることはないという雰囲気があります。やはり収益目標の撤廃は「売ったらおしまいというものではなく、お客さまと長期的な信頼関係を結ぶことを第一にしよう。そのために、一人ひとりがニーズに応えられるようスキルアップを図っていこう」という、メッセージが込められているのを実感しています。

  • 坂元

    会社全体でニーズに応えることを見定めたので、社員のキャリア形成も多様化しましたもんね。大木さんのように『MUFG Union Bank 派遣プログラム』に、田谷さんのように『銀証協働「Associateプログラム」』にチャレンジする人も。この変化に対して、若手社員たちは成長への意欲を持ってキャリア形成に臨めていますし、私たちのような年次が上の社員も成長はもちろん、その想いを応援しようという雰囲気がありますね。

これからの成長に向けたそれぞれの目指す先とは。

キャリア座談会の様子 キャリア座談会の様子
  • 大木

    大きな目標の一つに、当社のウェルスマネジメントビジネスの拡大があります。そのために、どのようなキャリアが最適かと考えると、いろいろな道があると思っています。例えば、フロント業務に戻ってお客さまとの対面に注力する方向もあれば、裏側の企画や開発から施策を練って支援する方向もありますよね。私自身は、「MUFG Union Bank 派遣プログラム」を通じて、適正を見つつ、キャリアの方向性を固めていこうと考えています。実際にこのプログラムの面接時に、目標は定めているがそこまでの道のりはまだ決めかねている、ということを正直に伝えていたので、先ほどの企業の変化と重なりますが多様なキャリア形成を支援しているからこそ、自分だけの道を切り拓いていきたいですね。

  • 田谷

    私は、若手社員の育成を担うメンターを担当していて、各若年時に対してインストラクターとは異なる、支店外の人材が育成担当としてキャリア支援を行う業務を行っています。その仕事を通じて、自分自身のキャリアを深く考える良い機会になっています。私は将来、事業法人部やプライマリーの業務を経験したいですね。今後、証券業界においてオーナー企業に対するビジネスの裾野が拡大していくと思っていて、その経験はこの先のキャリアにおいても貴重なものになるはずだと確信しています。また、このキャリアの先で拠点長として若手育成に携わりたいですね。その理由としては、若手社員にキャリアを考える際の視野の広さを持たせることで、ひいては当社の活性化につなげていきたいという想いがあるから。営業拠点のトップは営業でのキャリアを積み続けた方になるケースが多いのですが、その場合だと若手社員のキャリアを考える視野が狭まってしまうのではないかという考えがあるんです。だからこそ、自分の経験談を若手社員に伝えつつ、例えば、早いうちに一つの道を極めるのではなく、10年程度いろいろなキャリアを歩んでみてから一つの道を極める方向性もあると思うんですよね。私自身の『銀証協働「Associateプログラム」』へ進んだ経験や、今まさにメンターとして多くの後輩社員を見てきた経験、それらをすべて活用して、今後入ってくる社員たちのキャリアの可能性を広げていきたいです。

キャリア座談会の様子
  • 坂元

    私はプライマリー、セカンダリー、本社部署のすべてを経験して、拠点と本社機能を結ぶ潤滑油になること。そのために、ジョブチャレンジを通じて、プロダクトサイドの経験を経て、一人で完結できるセールスになるというのが今の目標です。また、仕事も子育ても楽しいですが、どちらかが疎かになると全体のバランスが崩れてしまうので、いろいろな人に頼りながら仕事と子育てを両立したキャリアを歩んでいきたいですね。

  • 田谷

    今メンターとして担当している若手社員に、坂元さんが歩もうとしているキャリアについて教えたいですね。例えば、セールスを担っている社員なら、プロダクトサイドの業務を経験してからセールスに戻ると、提案や交渉に関して応用が効くようになるので。

  • 大木

    僕も坂元さんのキャリア形成やライフイベントの話を聞いて、誰かに相談したり、社内で人脈を作ることの大切さを改めて感じました。田谷さんのキャリアの可能性を広げる話にもつながりますけど、多様性に富んだ環境だからこそ、コミュニケーションを取ることは業務面やキャリア面で重要性を増していますし、今まさに自分の方向性を模索している最中なので、これからの将来に向けて大切なヒントをいただけた気がします。

  • 坂元

    後輩社員である2人のキャリア形成や業務に役立てたのなら嬉しい限りですし、大木さん、田谷さんの考えをうかがえ、私自身も自分のキャリアをより意識する良い機会となりました。お疲れ様でした。