現在、金融市場営業第一部にて、中央機関投資家と呼ばれる都市銀行、生損保、政府系金融機関、海外中銀等に対する債券のセールスに従事しています。国債や社債、それに付随するデリバティブ取引を中心に、時に数千億円の取引を扱うこともある仕事です。毎月行われている国債の入札業務にも携わっており、国の財政政策や日本銀行の金融政策がダイレクトに影響することを日々肌で感じています。
メインミッションは、多くの取引の獲得と情報還元を通じてトレーダーのポジションに貢献すること。また、お客さまもプロの投資家であるため、よりスピーディーで正確な情報提供が求められます。異動当初は効果的な営業がなかなかできなかったため、日々の業務の中で周りの先輩から積極的に学び、帰宅後も自己研鑽に励みました。その努力が功を奏し、徐々にお客さまから問い合わせが来るように。お客さまのお役に立てる情報提供ができているのだと成長を感じられるようになりました。
就職活動では金融機関、特に銀行を中心に考えていましたが、業界分析を進めていくうちに証券会社にも興味を持ちました。会社の看板以上にセールス個人への評価・信頼が購入へとつながると思ったからです。そして、数社から内定をいただきましたが、当社はMUFGの顧客基盤とモルガン・スタンレーのグローバルな知見を併せ持つ会社。ここで働くことで、自分自身が間違いなく成長できると感じたこと、そして面接で伺った「証券業界のリーディングカンパニーを目指している」という熱い思いに心を打たれたことが入社の決め手です。
そして入社後3年間、リテール営業として幅広い商品を提案する中で、何か特化した分野のプロフェッショナルになりたいと思うようになりました。そして債券セールスに興味を持ったので、社内公募制度を活用。自ら道を切り開くことができる制度が充実しているので、キャリアパスは無限大に広がっていると感じています。
私は、債券セールスという仕事を天職だと感じています。日本の金融政策や財政政策がダイレクトに影響を与える環境の中、金利マーケットの「一丁目一番地」で戦っているという自負を持ちながら、ダイナミックな金融マーケットと対峙することに大きな喜びを感じています。また、MUMSSというグローバルな舞台で働けることにも、大きなやりがいを感じています。
現在の目標は、海外拠点のジャパンデスクで勤務することです。グローバルマーケットの最前線で経験を積み、海外のトレーダーやセールスからマーケットへの向き合い方を学びつつ、異国の地で直面するさまざまな課題を乗り越えることで、債券セールスとしてさらに視野を広げたいと考えています。そして、金融市場営業第一部に戻った際には、グローバルマーケットへの深い知見と課題解決への推進力を兼ね備えたプロフェッショナルとして、市場商品本部を牽引する存在になりたいと強く思っています。
日々変わりゆくマーケット。昨日より今日、今日より明日。マーケットと共に私自身も日々成長し、新たな自分に変わり続けていくことを目標としています。