ヒューマンリソース戦略
コンサルティング部（取材当時）
2016年 工学部機械知能・航空工学科卒
現在、三菱UFJ信託銀行の子会社であるHRガバナンス・リーダーズ株式会社へ出向しています。主な業務内容は大企業の課題解決をガバナンスの面から支援し、サステナビリティ経営を実現するコンサルティングです。そのなかで私が行っている業務は、報酬ガバナンスの面から企業に役立つ情報・サービスの提供です。具体的には経営者報酬のデータ調査・分析や、企業内で報酬制度を改定するにあたり、そのポイントを発信するセミナーの企画・運営や、新商品の開発業務など多岐にわたります。証券に入社後3年強、長野支店にて資産運用の営業活動をしてまいりました。その私が現在の業務に取り組むきっかけとなったのが「キャリアチャレンジ」という制度です。それは三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の3社間の職務に相互に応募できるもので、年に2度募集があります。制度を活用し2019年6月より三菱UFJ信託銀行HR戦略コンサルティング部（当時）へ出向し、2020年10月にHRガバナンス・リーダーズ株式会社が業務を開始したことに伴い、現在の所属となっています。
業務において接するお客さまは、異動前は個人富裕層などの投資家でしたが、異動後は上場企業経営者や部内コンサルタントとなり、全く対照的なアプローチが求められるようになりました。そういった環境の変化の中で、自分とは異なる視点から物事を考えることができるようになり、日々スキルアップを実感しています。報告・連絡・相談のような基本的なことや、案件の進め方についても、タイミングや事前の取り組み方が大きく変わりました。現在の部署ではプロジェクトごとにメンバーが異なることに加え、必要に応じて外部の専門家とも調整をしていく必要があります。さらに、複数かつ性質の異なる業務を並行して取り組むことが日常であるため、以前より自身のスケジュールを詳細に管理することが重要になりました。
MUFG内での人材交流は年々増えていると感じています。若年次においても多く成長の機会に恵まれています。新しい環境に身を置くことは、異なる考え方や文化に触れるため刺激が多くあるともに、求められる役割も変化します。周りを巻き込み、考えながら業務を進めることの難しさや、やりがいを日々感じています。現在の自身のミッションに全力で取り組み、日々吸収していることを、証券でどのように活かしていくのかを整理し、MUFG全体に資する取組の推進に携わりたいと考えています。
